銘文『大磨上無銘』
種別 刀
長さ 63.8センチ
反り 1.7センチ
元幅27ミリ
先幅19ミリ
刀身重量509グラム (すべて約です)
青森県教育委員会
コレクション整理として出品いたします。
一目惚れし購入しましたが、置き場がなくなった為手放します。
鎌倉時代の舞草刀かとおもいます。
出来は直刃刃文で物打はやや二重刃交じり。
体配は腰反りであったことが伺える大磨上で元は大太刀であったと思われる。
匂口は沈みごころに小沸出来。
ところどころに地景、地沸が現れる。
焼き詰め気味で僅かに返りがある如何にもな舞草かと。
丹念に鍛えられた一振りで、日本刀の祖と言われるのも頷ける1振りです。
舞草刀は、刀剣史や逸話、伝承としてその名を刻むものの依然として謎の多い鍛冶集団です。しかし奥州刀として、平安時代の武士達からも人気が高く、後三年の役で活躍した「源義家」(みなもとのよしいえ:源頼朝・源義経の高祖父)も好んで所有しました。
落札後、銃砲刀剣類所持等取締法第14条にもとづき14日以内に都道府県の教育委員会に所有者変更の届出を行ってください。
刃こぼれ等はございませんが、スレや小傷などはございます。
予めご了承の上ご入札ください。
(2024年 3月 8日 0時 14分 追加)