★商品詳細★ | | 図録【一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子】 監修 土屋良雄 編集 土田ルリ子, 井垣万里子, 安河内幸絵 発行 サントリー美術館 2009年 全239頁 大きさ 19.6×26.2×2cm 絶版 江戸時代後期、日本にも虹色に輝くガラスが登場しました。江戸切子や薩摩切子と呼ばれるカットガラスです。かつて、西洋からもたらされた無色透明のカットガラスは、その洗練された美しさから「ギヤマン」と呼ばれました。「ギヤマン」は、ポルトガル語の「ディヤマンテ」を語源とし、「ダイヤモンド」を意味します。日本で生まれたカットガラスの中でも、とりわけ鹿児島・薩摩藩が力を尽くして生み出した薩摩切子は、多様な色彩と豊富な文様とのハーモニーが最大の魅力です。 弘化3年(1846)、薩摩藩主・27代島津斉興(しまづなりおき)が始めた薩摩のガラス産業は、息子・斉彬(なりあきら)の代に飛躍的な成長を遂げました。幼い頃からヨーロッパの書物に親しみ、一流の蘭学者と交流のあった斉彬は、外国文化も積極的に取り入れました。イギリスの力強い直線やボヘミアの優美な曲線など、その造形にはヨーロッパの影響が多々見られます。また、海外輸出も視野に入れた藩の特産品として開発されたこともあって、現存する器は、将軍家や大名家などに伝来するものも少なくありません。しかし文久3年(1863)、薩英戦争によってガラス工場が破壊されると、その製造は衰退の一途をたどります。 幕末の十数年の間に一気に興隆し、明治初期には制作されなくなり、はかない運命を遂げた薩摩切子。本展では、その成り立ちから終焉までを約160件の作品で一挙公開いたします。さらに、これまで存在が明らかにされてここなかった「無色の薩摩」にも着目し、近年の調査の結果も踏まえつつ、その一端をご紹介いたします。西洋への憧れと日本的な美意識とが融合した、独自の美の世界をお楽しみください。 こちらはその「まぼろしの薩摩切子」の図録です。 お探しの皆さま、興味のあるみなさま、是非いかがでしょうか~ 島津斉彬と薩摩切子~土屋良雄 カタログ 第1章 憧れのカットガラス 第2章 薩摩切子の誕生、そして興隆 第3章 名士たちの薩摩切子 第4章 進化する薩摩切子 第5章 薩摩切子の行方 江戸明治前期の切子の文様 江戸好みと薩摩好み~棚橋淳二 島津斉興の中村製薬館事業~中村憲 薩摩切子の諸問題 今後の研究のために~岡泰正 薩摩切子関係年表 主要参考文献 出品目録 -状態- 経年劣化によるスレ、汚れ、表紙(ハードカバー)の傷・よれ・角凹み・角削れ、ページのよれ・少々の角折れ等ございます。 まあまあ使用感あります。どうかご了承ください。 | ★発送詳細★ | | ゆうメール 200円 → 特別価格 レターパックライト 370円 レターパックプラス 520円 ゆうパック60サイズ料金(千葉県より発送) 上記配送方法からお選び頂けます。 落札者様が運送事故補償なしの配送方法を選択した場合、紛失や破損の補償はありませんので、ゆうパックをおすすめ致します。 基本的にビニール/フィルム包装です。 プチプチ(エアパッキン)包装ご希望の際は、落札後に ご連絡下さい。(厚みで送料が上がる場合が御座います) | ★お願いとお知らせ★ | | 商品の状態は写真をよくご確認いただき、なにとぞ中古品と いうことをご理解下さい。 ご不明な点はご入札前に質問欄よりご連絡いただきます様 お願いいたします。 まとめて取引にも対応いたしますので、他の出品商品も ぜひご覧下さい。送料がお得になると思います。 落札後3日以上たっても当方からの連絡がなかった場合 何らかの手違いの可能性がございます。 ご面倒でも取引ナビよりお問い合わせ頂ければ幸いです。 ご入札お待ちしてます♪ | |