ご覧いただきありがとうございます。 【銘】 表『建依別住瑞雲子平善貞(花押)』 裏『昭和二十乙酉年仲春 祝四回誕生贈宮脇康二子淳 昭和三十九年一月十五日』 善貞刀匠は本名を山村繁松といい明治33年生まれ、 雲州の巨匠・初代川島忠善に学んだ高知県の名工です。 戦時中は陸軍受命刀匠として護国のために活躍し 昭和18年に開催された日本刀匠協会展で金牌を受賞、 また同年の陸軍軍刀展で会長賞に輝くなど高い技量を発揮し 戦後も作刀技術発表会で多数の受賞を果たした実力派です。 作風は幕末土佐の名工・左行秀の写し物を最も得意とし、 「土佐一文字」と銘する備前伝の作でも優品を遺しています。 本作は終戦間際に特別注文を受けて精鍛された入念作、 真骨頂の左行秀写しで見事な出来口を示した本鍛錬刀です。 身幅ガッチリ広く重ね充分で中鋒延びる豪壮な体配を呈し 流麗な反りと丹念に掻かれた両面の角留樋により手持ち優れ、 極めて珍しい雉子股形の茎も特別作の証となっています。 精良に詰んだ小板目肌に行秀同様に柾が頻りに流れ 地沸微塵について黒く太い地景が絡んで処々沸映り立ち、 刃文は小乱れ交じる直刃を焼いて淡雪のような小沸がつき 刃中に長い金筋や打除けが盛んに働いて地刃冴えわたるなど 左行秀の特色を見事に写し、気品に満ち溢れた傑作刀です。 土佐を代表する現代の名匠『瑞雲子善貞』刀匠による 出来素晴らしい左行秀写し本鍛錬刀を末永くお楽しみ下さい。 ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。 |
■詳細■ | |
◇◆ 寸法 ◆◇ 刃長:66.0cm 元幅:3.25cm 先幅:2.35cm 元重:0.73cm 先重:0.55cm 反り:1.6cm 目釘孔:1個 刀身重量:692g (素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます) ◇◆ 状態 ◆◇ ・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。 ・多少のヒケや鍛え等はご容赦下さい。 ・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。 ・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。 |
■お支払方法■ | |
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■発送方法■ | |
◇◆ 発送方法 ◆◇ ・基本的に 送料元払 で発送致します。 |
落札価格 | 245,000円 |
入札件数 | 1件(入札履歴) |
商品の状態 | 傷や汚れあり |
発送方法 | おてがる配送宅急便 |
発送地域 | 神奈川県 |
終了日時 | 2024年3月23日 22時12分 |
出品者 | サイ (評価) |
オークションID | u1116020620 |