【真 贋】本物保証
【鑑定書】日本美術刀剣保存協会 「特別保存刀剣」
【時 代】江戸後期 約240年前
【状 態】非常に良い
【説 明】江戸時代後期頃の鹿児島県姶良市加治木町で活躍した一流刀工「貞宗」の刀です。貞宗は、薩州伯耆守正幸の弟子として有名で、
師匠の正幸に作風が似ています。
刃紋はのたれ調に互の目が見られ、刃縁が良く締まり華やかです。帽子は乱れ込み風に小丸に返ります。
中心は生ぶで短く、刀身は身幅が広く豪壮ですが、柄を長くして湾曲させる薩摩拵えを意識した示現流仕様のため中心の長さを短くした
もので独特です。あるいは、当時、薩摩で流行していた直江志津の作風を狙ったものかもしれません。
地鉄は、板目肌が良く詰み、非常に出来が良く、貞宗の最高傑作と言って良いと思います。
表に不動明王梵字、素剣彫りと護摩の二つ筋。裏に棒樋が通ります。 白鞘も上質品です。
刃切れ、刃こぼれ、しなえ等の欠点は見られません。
※秋田県 大名登録 第578号 昭和26年4月24日
※日刀保鑑定 「特別保存刀剣」 令和5年3月10日 1020108号
※ハバキは金着せハバキです。
※ 刃長2尺2寸8分。反り2分。元幅約3.1cm、元重約0.66cm。先幅約2.46cm。先重約0.5cm。刀身重量約650g。
※刀掛けは付随しませんが刀袋は付きます。
※ ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
※ 入札が低迷な場合は、早期取りやめさせていただきますので、ご了承よろしくお願いします。