『備州長船秀光(貼銘)』の令和5年の里帰り新規登録刀です。
長年海外コレクター様の手にありましたが、ご高齢のため日本に戻る事になりました。刀工資料によると、長船秀光(おさふね ひでみつ)は、南北朝時代から室町時代末期に活動した同名刀工が数名居り、大業物の作刀でも名を馳せている名刀工とあります。
本刀は刀身状態も良く、軽量で、少し緩んだ鍔は切羽と目釘の調整を行えば、居合にも適した大変手頃なサイズではないかと思います。画像掲載の鍔を装着した鞘払い重量は約880gとなります。
筆具をあしらった大変洒落た金彩の鍔が付属します。
帰国を果たした状態の良い優品刀です。画像を良くご確認ご評価の上、ご自身の価値判断にて入札をお願いいたします。初見低価格スタートの売り切り出品と致しますので、ノークレームノーリターンにて宜しくお願いいたします。
出品者は、刀剣刀匠分野に知見薄く、画像撮りも不得手ですが、追加画像も掲載してありますので、合わせてご覧ください。
登録証:令和5年 東京都教育委員会(掲載画像ご参照)
寸法:
長さ 70.2cm
反り 2.0cm
元重 約0.7cm
先重 約0.4cm
元幅 約4.0cm
先幅 約2.0cm
鍔: 径 7.5cm 重さ 約100g
刀身重量 約590g
鞘払い重量 約880g
柄長 約23cm
状態:
目視の範囲でハギレ、刃こぼれ、目立つ錆などは無く、状態良好。
鑑賞刀、居合刀いずれにも向いた初見の里帰り刀をこの機会に是非ご検討ください。
落札者様へのお願い:
落札、入手後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づいて各都道府県の教育委員会に所持者変更の届出が必要となりますので、所持者の変更をお願い申し上げます。
(2024年 5月 10日 12時 10分 追加)