|
羽山円真の本名「鈴木正覚」、弘化二年(1845年)生まれ、豊橋藩の藩士。
江戸で清麿門下の著名刀工鈴木正雄に弟子入りし、清麿に多大な影響を受けた新々刀期最後から現代期にかけての刀匠の一人である。
月山貞一が大正7年(1918年)に84歳で、羽山円真が大正9年に75歳で、宮本包則が大正15年に97歳で亡くなると、新々刀期からの刀工はほぼ絶えた。
江戸下谷に住み洋鉄鍛えの名手と言われ好んで洋鉄地鉄の刀を鍛え、洋鉄刀では円真の右に出る刀工はいないと言われたほどの名工である。
明治~大正時代に活躍し新々刀期最後の名工と評され、大村益次郎の佩刀を造ったほか古剣の写し物なども得意とし比類なき業物としても高く評価される実力派の刀工で、大正3年に羽山円真の刀で兜の試し斬りをして見事に両断し、この日本刀と兜を東郷元帥に贈ると元帥は非常に喜ばれたという有名な史実からも円真刀の凄まじい斬れ味が窺い知れる。
本作、地肌は杢目肌で刃文は直調小乱を見事に焼き上げており、匂い出来に、刃中砂流し入り、一部小さな金筋交る等美しき働きが見受けられ、匂い口もよく締り、刃明るく冴える、生ぶ茎傑作刀となっております!
目視の限りハギレ/刃こぼれ/膨れ等はなく現状のままで鑑賞頂けるものかと存じます。
源清麿系 新々刀随一の大業物『明治四十三年六月日/浄雲斉羽山円真』の本作をどうぞこの機会をお見逃しなくご検討頂きたく存じます。
宜しくお願い申し上げます。
元 幅:約 2.8cm
元重ね:約 0.8cm
先 幅:約 1.8cm
先重ね:約 0.4cm
刀身重さ: 562.1g
【明治四十三年六月日/浄雲斉羽山円真】
刃文・・・直調小乱
地肌/杢目肌
鎬造り(丸棟)
ハバキ/素銅地鍍金一重
茎鑢目/生ぶ茎 目釘孔一個 筋違い鑢
帽子/小丸に返る
鎬造り・・・日本刀の造り込みの一。刃と峰との中間よりやや峰よりに鎬をつけたもの
金筋・・・刀の刃の鍛目きたえめに添って、特に強い光を発する沸にえの長い曲線
砂流し・・・焼入れの際、刃中に現れる沸の働きの一つ。刃に沿って沸が線 状に連なる様を、河原の水辺の砂が流されて描かれた模様に例えてこのように呼ぶ
長さ/約66.2cm、反り/約1.7cm 目くぎ穴1個。
大阪府より交付された銃砲刀剣類登録証が付いております。
袋付でご発送致します。
落札者様は、落札、購入後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、各都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要となります。必ず、所有者の変更をして頂きますようお願い申し上げます 。
|
|
|
・クレジットカード決済(Yahoo!かんたん決済)
※振込手数料は落札者様負担となります。
|
|
|
クロネコヤマトの元払いになります。
商品を厳重梱包する為、多少大きめの梱包になる場合がございますが
ご了承下さい。
※着払いの場合は料金が異なります。
| |
ヤマト宅急便料金( 神奈川 から発送 / 160サイズ )
|
1,700 円
|
宮城 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 神奈川 東京 山梨 新潟 長野 静岡 愛知 三重 岐阜 富山 石川 福井
|
1,800 円
|
青森 秋田 岩手 大阪 京都 滋賀 奈良 和歌山 兵庫
|
2,000 円
|
岡山 広島 山口 鳥取 島根
|
2,100 円
|
香川 徳島 愛媛 高知
|
2,200 円
|
北海道 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島
|
3,800 円
|
沖縄
|
|
|
パソコン、撮影機器、照明等により実物と色合いが多少異なって見える場合が ございます。
お取引終了まで誠心誠意ご対応させて頂きます。皆様ご安心の上ご入札下さい。どうぞよろしくお願い致します。 代理出品を承りますのでご売却希望の美術品(茶道具・武具・宝石類等)がありましたら、ご一報ください。
迅速・適正・確実に代理出品致します。
|
| | |