【最上大業物】会津虎徹の聞こえ名高い、会津を代表する江戸初期の斬れ味名高い最上大業物刀工による刀：「陸奥大掾三善長道」の落札結果

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商品説明下部にも写真がございます

会津虎徹の聞こえ名高い、最上大業物刀工の一人

小板目肌積み、地沸厚く付いた精緻な地鉄

切れ味を追求した、直刃に食い違え刃と匂口の締まった焼刃

数々の伝説を残した会津を代表する江戸初期の名刀工

陸奥大掾の銘鮮やかな初代打ち

最上大業物の名工が鍛えた傑作刀

刀：「陸奥大掾三善長道」

※刀剣類は、法律に基づき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です※


【寸法】
登録証種別：刀
登録証銘文:「陸奥大掾三善長道」
登録証長さ:70.8cm
登録証反り:1.8cm
元幅:3.0cm
先幅:2.4cm
元重:0.7cm
先重:0.6cm

【刀身】
本造り、庵棟、身幅元先の幅やや開き、反りやや深くつく
鍛え、小板目肌、小杢を交じえてよく積み、若干流れごころとなり、地沸つく
刃紋、直刃、匂口締まり、小足・葉を入り、処々に食い違え刃を交え、打のけ入る。
帽子、直に入りやや掃きかけて浅く返る
中茎、生ぶ、先栗尻
ハバキ、金着一重

【説明】
会津虎徹とも称された最上大業物刀工の一人、初代三善長道の傑作在銘刀です。
三善長道は寛永十年に会津に生まれ、家職である鍛冶を継いで、二十七歳にして朝廷より「三善長道」の名と「陸奥大掾」の受領銘を賜りました。
試刀家である山野勘十郎に入門して刃味を研究し、後に会津虎徹と通称されている通り、古来より切れ味名高い刀工として知られており
後世に至り、山田浅右衛門が選んだ最上大業物十二工の一人にも虎徹と同格鍛冶として選出され、栄えある地位を現在まで占めております。
長曽祢虎徹の刀の偽物を作るに当たり、虎徹同様の切れ味と出来の良さを有した長道の刀が加工されていたという話はあまりにも有名な話として伝わっております。
本作はその銘振りから後代の長道ではなく初代の陸奥大掾三善長道の作と看取でき、小板目が良く積んだ地鉄に地沸が付き、実戦本位の匂口の締まった食い違え刃のある焼刃と
まさに、物切れ鍛冶として世に名高い三善長道の本領が発揮された刀となっております。
一説によれば、新選組の近藤勇は虎徹に化けた長道の刀、若しくは長道銘の刀も有していたともされ、古来より武芸に秀でた侍の差料として垂涎の的でした。
手に持った際のバランスも大変優れており、最上大業物を鍛える程の刀工の技量が遺憾なく発揮されており、まさに新刀期を代表する刀工による珠玉の一振りでしょう。
完全な生ぶ出し刀で現状は未鑑定ですが、白鞘や研磨の状態は非常に良く鑑定に出す分には差支えがございません。ぜひとも鑑定書の取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
最上大業物に指定された刀は非常に人気で、かつ刀のサイズとなると現代では入手が非常に困難な状況となっております。この機会にぜひお求めください。


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