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初代加州兼若・・・新刀上々作大業物にランクする加州屈指の名工。通称「甚六」。元和5年（1619年）に越中守を受領している。志津三郎兼氏の末裔と称する。作柄としては、地金板目刃文互の目乱れなど志津風である。
加賀では初代兼若を筆頭とし、二代又介、三代四朗右衛門と代々続いており、加賀前田百万石では、「兼若の刀を持っている侍ならば身分が低くとも嫁にやろう」と言われるぐらい大変格の高い人気の名工である。
本作、地肌は板目流れ肌で刃文は互の目乱を見事に焼き上げており、小沸付き、足よく入り、刃中湯走り砂流し盛んに入り、芋蔓に金筋交る等豊富な働きが見受けられ、匂い口もよく締り、刃明るく冴える生ぶ茎の傑作刀となっております！！
経年に伴う小傷、スレ等がございますが、目視の限りハギレ/刃こぼれ/膨れ等はなく現状のままで鑑賞頂けるものかと存じます。
新刀上々作大業物加州屈指の名工『賀州金沢住藤原兼若』の本作をどうぞこの機会をお見逃しなくご検討頂きたく存じます。
宜しくお願い申し上げます。
元 幅：約 ３．１ｃｍ
元重ね：約 ０．７ｃｍ
先 幅：約 ２．１ｃｍ
先重ね：約 ０．５ｃｍ
刀身重さ： ７５６．９ｇ
【賀州金沢住藤原兼若】
刃文・・・互の目乱
地肌/板目流れ肌
鎬造り(庵棟)
ハバキ/素銅地の一重
茎鑢目/生ぶ茎 目釘孔一個 筋違い鑢
帽子/掃き掛け風となり、棟よりに深く返る
鎬造り・・・日本刀の造り込みの一。刃と峰との中間よりやや峰よりに鎬をつけたもの
足・・・刃文に現われる働きのひとつ。刃縁から刃先に向けて沸や匂いが線状に連らなる模様
金筋・・・刀の刃の鍛目きたえめに添って、特に強い光を発する沸にえの長い曲線
湯走り・・・日本刀の沸(にえ)で、凝ってしずくのような斑点になっているもの
砂流し・・・焼入れの際、刃中に現れる沸の働きの一つ。刃に沿って沸が線状に連なる様を、河原の水辺の砂が流されて描かれた模様に例えてこのように呼ぶ
長さ/約７０．８ｃｍ、反り/約２．４ｃｍ、目くぎ穴１個。
北海道より交付された銃砲刀剣類登録証が付いております。
袋付でご発送致します。
落札者様は、落札、購入後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、各都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要となります。必ず、所有者の変更をして頂きますようお願い申し上げます 。
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商品を厳重梱包する為、多少大きめの梱包になる場合がございますが
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3,800 円
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