クレーメルのバッハ「無伴奏ソナタとパルティータ」といえば、フィリップス録音の大名盤にとどまらす、
ECMレーベルでの2度目の全曲録音も大反響を呼び起こしました。
今回ひさびさに復活するのは、クレーメルがソヴィエトから西側へ亡命する以前の1975年におこなわれた、
メロディアへのステレオ・セッション録音。
このときはパルティータ3曲のみの録音でしたが、その鋭利な演奏は大きな注目を集めたものです。
その後、他社から別々に発売されていたこともありましたが、若き日のクレーメルを代表するレコーディングのひとつであるだけに、
3曲揃っての今回のリリースは非常に嬉しいところです。
20数年の期間を隔てた新録音との聴き比べも一興でしょう。
ボーナス・トラックとして、ヘンリク・シェリングがモスクワ音楽院でおこなったライヴの『シャコンヌ』を収録、
こちらはLP復刻のモノラルです。