約1億年前(98.89+/-0.62 Ma)に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。
体長2mmのチビドロムシ Limnichidae(甲虫)が含まれています。この科の化石タクサを研究している専門家がまだおらず、ビルマ琥珀では比較的多様である点や、従って系統上も重要な貢献になることからそのうち注目される分類群になるでしょう。出品者の収集対象ではないのですが、粗研磨状態や角度によっては対象群とまぎらわしくしばしば入手することになります。正体不明の茶色い膜状の内包物が含まれており、これが琥珀表面で小さな欠け/傷になっています(虫自体の保存状態は良好です)。
琥珀の大きさ:12x8x4mm
#8045
画像1~3:背側面~背面
画像4:腹面
画像5:自然光・白背景(雨天時撮影)
画像6:透過光
画像7:自然光 ・手のひら(雨天時撮影)
画像8:自然光・白タイル背景(雨天時撮影)
画像9:自然光・黒背景での蛍光反応(雨天時撮影)
画像10:UVライト(375nm)照射時の蛍光反応
送料:120円(普通郵便)