刃長 14.9cm以下の合法サイズ。
銘 残欠の為、無銘。
ハバキ/新調銅一重はばき。
1番の画像が実物に近いです。
今回は根来塗りですよお!
研磨につぐ研磨でツルツルに仕上がっています。
おかげさまで残欠残刀は200本を突破しました!200人のお客様から非常に良いの評価をいただいており大好評です!ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
素人がやらかす紙ヤスリやベルトサンダーでサビを落とし回転砥石を使って仕上げにホームセンターで売っている磨き粉でメッキ
のように磨いただけのパンパン研ぎのケバイ仕上がりでは鎬地のラインがくずれてしまい帽子もしっちゃかめっちゃかになりとて
もじゃないですがみられたもんではありません!とくにベルトサンダーは荒仕事ですので鎬地ラインや平肉を落としすぎて変形し
てしまいます。ある程度は直せますが完全に元の形に戻すことはできないのでせっかくの宝物である道中脇差をどんどんダメにし
ています。
当方では寝刃合わせは絶対にしません!日本刀(刀剣)は宝物であって心を豊かにさせるものですのでただ切れればいいという
のではありせん!美術研磨は寝刃合わせや メッキのようにギラギラと輝かせればいいというのではなく、そのつど刀剣に合っ
研磨法をほどこします。プロの研ぎか素人の研ぎかは帽子の仕上がりをみれば一発でわかりますのでよーくみてくださいね。表
裏そろっていなければ三流の研ぎですよお!
本刀は刀剣研磨の基本中の基本であります鎬地ラインと帽子の平肉(曲面)を左右対称に整え(素人には無理)、刃取りは雲の
ようにフワッとうっすらとほどこし、鎬地は磨き棒をかけ平地は秋の空のように澄み渡るように特上のぬぐいでシットリと落ち
着かせいますのでプロフェッショナルの美術研磨を鑑賞することができます。ただし、江戸時代の脇差の残欠なのでそこのとこ
ろをよく考えてくださいね。
龍の図には日本式と中国式の2種類があります。当方の龍の図は金一色で表していますので日本式になります。
中国式はラーメンどんぶりに描かれている白が入っているカラフルな龍 あれですよお~あれ~。これが意外と知られてい
ない。しかも龍は爬虫類とおもっている方がいますが、鯉が登龍門をくぐって龍に出世するという縁起のイイ意味なのです。な
ので細かい鱗で描がかないといけません。白といったいかにも爬虫類の蛇腹でバケモノのような顔をした龍ではラーメンど
んぶりの龍ではないでしょうか?パキスタン製ダマスカスバーをグラインダーで鎬造りに加工したとんでもないゲテモノがでて
きていますのでくれぐれもダマスカスにダマスカスぁされないように気をつけてくださいね。ダマスカスはパチンコ玉や自転車
のチェーンなどを原料としたものです。これじゃ神棚に飾れませんよね!
ご覧のとおり新刀以降の綺麗なものを合法サイズにしたものですので寛容の心のる方にお願いしますね。
出来立てホヤホヤの新物(あらもの)の外装をお届けしていますので油漆特有のニオイが抜けてませんが1週間位で消えますの
で安心してください。朱色は乾きがよくないのでベタベタ感がありましたらそのままにしておけば乾きますので無理にゴシゴシ
しないでね。今回のはベタベタ感はなくサラッとしていますので大丈夫ですよお!
研ぎ身で刃が立っていますんでコピー用紙などはスパスパ切れますので取り扱いはくれぐれも気をつけてくださいm(__)m
受取りましたら受取りボタンを押してくださいね。
3Nでお願いしますm(__)m