最初におことわりさせていただきますが、事前に文末の※2点をお読みいただき、確実なご連絡とお取引をしてくださる方のみ、お願いいたします。
今月新たに出品できるバティックは、これでラストです。アンティークといえるほど古くはありませんが、そこそこ時代があり、全て手描きによるバティックトゥリスです。こちらも今では、なかなか手に入り難い美しい布だと思います。
使われている染料から、この布は、おそらくジャワ島北岸の街であるラスムで製作されたのだと思います。80年代にスマトラ島のパレンバンで収集したので、製作された当時、スマトラ向けに輸出されたのでしょう。
大きさは約234㎝×105㎝、1950年前後の古布で、20世紀後半に大量生産された新しいバティックではないことを100%保証します。
チャンチンによる生き生きとした描線で美しい花鳥植物文様が、表側と裏側の両面(6〜8枚目画像)から伸びやかに手描きされており、腕の立つ職人による作品だと思われます。
この布は、下端と上端、左右のボーダーで、色や文様を変えたパギ・ソレ様式で、着用する時、あたかも2枚のカイン・パンジャンのように見せる効果がありました。
バティックは、生地が薄く、日常着用したものですから、通常傷みは少なからずあるものです。しかし、こちらの布には、目に付く傷みや補修は無く、状態はとても良い方かと思います。ただ、手前から見て中央やや左(9枚目画像赤い矢印)と反対側の左側(10枚目画像赤い矢印)に、うっすらと汚れが見られます。製作時のものか後から付いたものかは不明です。他の画像からもご確認いただき、古布であることをご理解の上、ご入札をお願いいたします。新しい布をお求めの方は、お控えください。
昔蒐集したので出品できますが、このレベルの布は、現在では、なかなか残っていないので、大変リーズナブルかと思います。美しいバティックだと思います。お好きな方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。
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