1904年コロンビア グラフォフォンAJ型(セカンド・スタイル) Disc Graphophone Model AJ
コロンビアは1901年からディスクグラフォフォンの最初の販売を開始します。
モデルAK、モデルAJ、モデルAHは特に代表的なラインアップでもありフロントマウントスタイルの代表格です。
ここで出品したものは、『コロンビア・ディスクグラフォフォン・モデルAJ』で生産終了まで何度かのモデルチャンジが行われています。
その度ごとに、マシーンは改善向上され、スプリングはダブルスプリングに変更され演奏時間が延長され強力になりました。
スタート・ストップ・速度制御はコロンビの開発技術でもあるプランジャースタイルのアッセンブリが採用されています。
またデザイン面でも魅力ある仕上げが施されています。
クォーターソードオークのキャビネットは120年の片りんを残したシックなアンティークカラーに染まり、それに流線型なデザインは華やかさを添えています。
120年の歴史ある貴重なマシーンの整備は大切に丁寧にしてあります、
モーターは分解され、洗浄され、再グリースされ再びSP盤の当時の唄声が生々しく聞こえてきます。
当時の素晴らしいステージと観客席の大歓声と、会場の熱気が、聞こえてくる様です。
コロンビア蓄音機SP盤特有の臨場感です。
※ゼンマイを約フルに巻いてSP盤を両面(2面)以上を演奏する事ができます。
※キャビネット:32cm四方、高さ19cm ホーン:口径21.5cm 長さ42cm