大正13年11月5日の日付のある、柴野碧海『 枕上後集 』です。初版。和綴じ本。原題箋。巻頭口絵2ページ。本文上篇32丁。下篇29丁。徳島市 尾村歓太郎刊。謹呈札がはさまれていて、柴野碧海先生贈位奉告祭記念事業として、遺著『 枕上後集 』を上梓し、贈呈する旨が書かれています。差出人は、奉告祭幹事総代の 徳島市 松浦徳次郎氏。
柴野碧海は、徳島藩儒。讃岐生まれ。柴野栗山の養子。安永2年(1773)生。天保6年(1835)没。
松浦徳次郎氏は、徳島市八百屋町の実業家。『 阿波名家墓所記 』正続巻などの著書がある。安政3年(1856)生。昭和6年(1931)没。
詳しい内容は、写真欄をご覧願います。
両表紙と背に経年の変色・薄い汚れ・小折れ・折れシワ・糸綴じのほつれがあります。本文中の保存状態は良好です。
99年前の和本ということで、ご理解願います。
サイズはタテ23.8cm×ヨコ13.8cm×厚さ0.9cm。
ゆうパケット310円でお送りします。
★保存状態の記述は、あくまで出品者の主観的な評価ですので、保存状態にきびしい方は、入札をご遠慮願います。