タコ釣りによくあるルアーですが、ワームもしくは生エサをダブルで付けられるようにしました。
タコ釣りではタコに強力アピールするため、ダブルスナップなどでルアーを2つ付けたりしますが、根掛りで一気に2つとも無くなる悲劇も多いと思います。
タコ釣りに根掛りは付きものでしょうがない事ですが、根掛り時の被害を最小限に抑えたい!しかしタコにアピールしないと釣りにならん!
という訳で、ひとつのルアー本体にダブルのエサを付ればいいじゃん!というワガママを実現するために製作しました。
2つのワームキーパーにワーム×2やワーム+生エサを付けたりといろいろアレンジが出来ます。
ワームキーパーのステンレス線は直線で、刺してフックに掛けるだけなのでお好きなワームやエサを付けられます。
いろいろ試しましたが、ワーム+生エサの組み合わせが一番釣果が良い印象です。
ワームでしっかりアピールしつつ、生エサ効果で乗ってきたタコをガッチリキープ!
エギやワームだけだとタコに見破られて離されることも多々ありますよね…
小アジやイワシの切り身でも釣れるは釣れますが、エサだけ強奪されることが多かったです。
魚介系のエサは柔らかいのでエサだけ持っていかれやすく、豚の背脂や手羽等の動物系の方が長時間安定しています。
ですが製作者の最近のお気に入りは、安くて手に入りやすい厚めの冷凍イカの切り身を使うことが多いです。
水中で目立つ白色というのもアピールポイントになっていると思います。
釣り場やその時の状況、好みなどであなたの必殺の組み合わせを見つければ、さらに楽しいタコ釣りになりますよ!
計算上の浮力は15gなのであまり重いエサを付けると沈みます。
定番ワームのデビルクローならワーム自体に浮力があるので、ある程度の重さのあるエサも付けられますが、念の為、足元で浮くのを確認してから本釣りに入って下さい。
針はタコ掛けのスレ針をグルリと6本組んだ全傘(アンブレラ)タイプです。
アンプレラタイプのフックは確かにゴミやら海藻やらを引っ掛けやすいですが、深刻な根掛りのほとんどは針部ではなく、一番先頭のオモリを含んだスナップ部で起こります。
なので、針部で根掛りしても針が伸びたり折れたりして本体はほぼ回収できています。
タコを掛けることを優先するならば、針数が多い方が有利だと思います。
※注意事項:この商品は特性及び仕様上、陸っぱりやおおよそ水深20m以下の浅場でのタコ狙い用になります。
というのも、フロートを発泡スチロール球で製作しているので水深があると水圧で圧縮されてしまいます。
それでもフロートの役割は果たしますが、フロートが押されてシワシワになります。
ご理解の上、ご検討下さい。
【ダブルワームルアー仕様】
全長:約15cm
重さ:約10g
●芯線:硬質ステンレス線 直径1.4mm
●ワームキーパー:硬質ステンレス線 直径1.2mm
ワームキーパーの有効取付け長さ:約3.5cm
●針:タコ掛けスレ針9号×6本(針線径Φ1.24mm)
針部の取り付けは、ステンレス用ハンダ付け&ステンレス線巻き付け&収縮チューブにて補強
●フロート:発泡スチロール球 直径25mmに着色(蛍光イエロー色)
スナップやワームは付属しません。本体のみです。
手作りで作っているので微妙に寸法や細かい仕上げが違います。
製造上に付いたシミや小キズなどが付いている場合があります。
神経質な方はご遠慮下さい。
余談ですが、持ち運び等の収納には100均のおりがみ入れ(奥行16.7cm×横16.5cm×高さ5.1cm 取手の付いた約400枚入るやつ)が安くてちょうど良いです。
無理やり入れれば、10本くらい入ります。
いつものタコ釣りがもっと楽しくなりますように!