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SONY Metal -S90【1988年2代目最終モデル】メタルポジション90分カセットテープ15本Setです。
『SONY技術陣が市場に放った渾身のローコストモデル!』
ローコストモデルでありながら、それを感じさせないゴールドメタリックを基調としたゴージャスでシックなデザインが大きな特徴です!
※シュリンク包装に切れ、破れ、捲くれ等の目立った大きなダメージございません。
SONY技術開発陣が市場に放った渾身のローコストモデル!
出品させて頂きましたテープはSONYメタルポジションラインナップにおいて低価格を実現させたローコストモデルの2代目モデルになります。
当時のSONYはフラッグシップモデル『Metal Master』スタンダードモデル『Metal-ES』とローコストモデル『Metal-S』のスリーグレードラインナップを展開しており、Metal-Sは廉価メタルポジションの扱い。
当時、光メディアであるCDが飛躍的に全国に広まり一般的に普及しはじめており、レコードやカセットテープ等のアナログソフトからデジタルソフトに移行してる最中での事。
この頃のカセットテープ市場はカセットテープ史上最高のピークを迎え各メーカーが激しく市場争いを繰り広げる中、メタルポジションは低価競争が熾烈をきわめた時期でもありました。カセットテープは台頭してきたCDをいかに忠実に録音再生出来きるかが大きな課題であり、CD編集ソフトへ変貌を遂げる真っ只中、メタルポジションはこの課題に一番近い存在であったのですから高級オーディオ機器による録音編集より一般的に普及しているCDラジカセ、ミニコンポによる録音編集が出来る低価格メタルポジションはより気軽に扱えるように低価格したのは当然の市場原理でした。
CDの録音編集ソフト化に伴い録音編集用に録音再生時間がより細かく細分化されはじめた時代もこの頃でありました。現在、謎に中途半端な再生時間数のテープが数多く存在するのはこの頃の名残りであります。
著作権に絡む複雑な難題でデジタル録音出来るオーディオ機器は発売が現実的に不可能で見送ら続けた時代ですからポータブルカセットプレーヤー、カーステレオで気軽に音楽を連れ出せるカセットテープは当然、史上最高の売り上げを叩きだします。
そんな中でSONYの技術開発陣営が渾身の力を込めて市場に投入したのがMetal-Sです。時折、Metal-Sの性能がボロクソに評価されているのを見受けますが、当時のハイポジションフラッグシップモデルであった怪物モデル伝説の『UX-Masterよりも低価格廉価版メタルポジションでありながら怪物モデルを上回る音域をカバーしており、それなりのパフォーマンスを発揮したMetal-Sはもっと評価されるべきメタルポジションでありますし、現在市場に流通している現行のテープと性能は比べるのが失礼なぐらい月とスッポン状態であります。
上記の通りのコンディションですが、30年以上前の骨董品のようなテープです。経年劣化、保管に伴うスレ傷汚れ、検品の見逃し等ある場合ございます。出来る限りの状態を撮影させて頂きました。拡大する等、お写真参考にノークレーム、ノーリターンお約束出来る方のみご入札宜しくお願い致します。