FERNANDESのカタログより92年頃の生産モデルと思われます。
https://www.fernandes.co.jp/fer_wp/wp-content/uploads/2012/09/voice1992.pdf
当時のFSTのラインナップではフラッグシップモデルだったようです。(税別定価で¥90,000-)
18V仕様のフルモード・サスティナーが搭載されています。
ボディ材は贅沢にホンジュラスマホガニーが使用されています。(現在では考えられない価格設定です)
メイプルネック、ローズウッド指板、クルーソンタイプのステップペグ(ポストの高さが段になっています)、
ローラーナットが採用されています。
ブリッジはダブルエッジ・トレモロシステムのD.E.T-1で、ローラーナットと相まってチューニングの安定感は抜群です。
ピックアップはシェクターを彷彿とさせるラージポールピースタイプのTHS-1(センター)、THD-1(リア)が搭載されています。
コントロールは1ボリューム、1トーン、サスティナーボリューム、3wayピックアップセレクターで、
ミニスイッチはサスティナーのON-OFF、サスティナーのハーモニックモードセレクト(3way)となっています。
重量は約3.7kgです。
アームバーはおそらく非純正のものかと思われますが、特に違和感なく使えています。
※サスティナーのON-OFFスイッチが折れてなくなっているようで、根元の部分しか残っていない状態です。
サスティナーの機能は問題なく出音していますが、現状ですと演奏時に手動でのON-OFFができないと思います。
小さなマイナスドライバーなどを使ってスイッチの切り替えはできるので、ご了承いただいたうえでご検討ください。
スイッチ交換のリペアをすればOKだと思います。
サスティナーを使用しない場合は特に気にせず使えます。
外観は年式相応のUSEDギター・コンディションとなっております。
ボディ部分に傷や打ち傷など多めで、やや経年による使用感が見られる状態です。
木材のナチュラルっぽいカラーなので、傷はありますがそれほど目立つ仕様ではありません。
あまり気にならずご使用いただける状態かと思っています。
ネックの握る部分にも細かい打ち傷はありますが、こちらも演奏上は特に気にならない範囲のものと思います。
プレイヤーズコンディションとして、しっかりと使っていただける状態だと思います。
専用ポリッシュを使用して全体的にクリーニング済み、指板面も専用オイルで丁寧に仕上げています。
フレットも綺麗な状態だと思います。
弦は新品の10-46ゲージに交換済みです。
ネックは反りもなくほぼストレートに近い状態で、良好なコンディションかと思います。
トラスロッドにも微調整の余裕があるのを確認できました。
フレットはおおよそ8分以上は残っていると思います。
弦高、ブリッジのセッティング(水平にしています)など当方の弾きやすいように調整済みです。
アンプに繋いで音出し動作確認済みです。
各コントロール、サスティナー機能もしっかり使えています。
年代モノのUSEDのギターとなりますので、ご理解いただける方のみご検討ください。
調整や修理などが必要な場合は、落札者さまのほうでご対応お願いいたします。
付属品:梱包用ソフトケース