水橋孝のベースは声のように歌うアルコ奏法でこのアルバムの最大の聴きどころは、やはり水橋の アルコ(弓弾き)です。ビブラートの深さが絶妙でメロディの節回しが完全に“歌”となり低音の温かさと中音域の艶が共存しています、特にサビに向かうフレーズでの 音の伸ばし方と揺らし方は、ジャズベーシストというより“歌手”の表現に近いジャズ心を感じます。
また、市川秀男のピアノは、バラードでの“間”の使い方が抜群ですし小原哲次郎のドラムはブラシワークは極めて軽く、バラードの透明感を壊さない絶妙な存在感として楽しめるアルバムです。
A1、Invitation Float
A2、So What
B1、Sugar
Bass:水橋孝
Piano:辛島文雄
Drums:関根英雄
Alto Sax:大友義雄
Temer Sax:中村誠一
Trombone:向井滋春
Recorded at Nihon Toshi Center Hall, on March 23, 26, 1974
Three Blind Mice TBM-28
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