ゆうきとものレクチャーDVD「monthly Magic Lesson Vol.174」の中古品です。
【修得の難易度】★☆~★★☆「思ったカードをズバリ当てる!?ゆうき式、シンク・ア・カードトリックを学ぶ!」
今月号は「思ったカードをズバリ当てる!? ゆうき式、シンク・ア・カードトリックを学ぶ!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。
まず始めにご紹介する「9-1-2-3=?」は、引き算がテーマのユニークなパケットトリックです。 タイトル通り、手元にまず9枚のカードがあり、そこから順に数枚ずつカードを減らしていきます。 簡単な引き算のはずが、最後はカードの枚数に矛盾が生じ、クスッとするエンディングが待ち受けます。
そして「フォー・ミステリー」は、ゆうきとも氏の新作セルフワーキングトリックです。 観客参加型のトリックでラストは不思議にも4のカードが4枚揃い、さらにはエース4枚までもが出現してしまいます。 見た目に豪華なトリックなわりに、技術的にも、またセットも簡単でオススメです。
そして、ここからは今号のメインイベントとも言うべき、ゆうきとも流の読心術2題をご紹介します。
まず「新・思ったカード」は、ダイ・バーノン原案「Simple Artithmetic」のゆうきとも氏による改案です。 観客が心に思っただけのカードを、1枚のリバースカードを使って見事に当ててしまいます。 ケースバイケースのトリックなのですが、ここで紹介するバージョンは、どのパターンもさほど当りハズレのない非常にバランスのとれた構成です。 また演者の仕事・操作が単純化されており、段取りさえ押さえておけば、即席で強力な読心術を演出できます。
次の「フェイク・シンク・ストップ」も同じく読心術ですが、「新・思ったカード」とは全く異なる切り口で、見た目としては、ほぼノーヒントで観客の思ったカードを当ててしまいます。 巧みな演出により観客の印象操作を行うことで、トリックの不可能設定を引き上げている点が見どころで、純粋なカードロケーションを演出の工夫1つで見事に読心術へと昇格させてしまった秀作です。 他のトリックにも応用の利く考え方・理論ですので、詳しくは映像をじっくりとご覧いただき、トリックの背景を学んでください。
「ゆうきとものオススメマジック」のコーナーでは「フェアー・ベット」をご紹介します。 ふじいあきら氏&庄司タカヒト氏による合作ギャンブルトリックで、2019年のフォーサイト社ベストセラー商品の1つです。
「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、「ピラミッド」を取り上げました。 ジェイ・サンキーによる、輪ゴムとカードを使った奇抜な作品をゆうき流にアレンジしました。 フラリッシュ・アクション要素のあるキャッチーなトリックです。お楽しみください。