柴田光男氏らが審査員を務めた法人美術刀剣鑑定倶楽部の鑑定書にて『慶心斎直正』の極めがなされた生ぶ無銘の傑作短刀です。
直正は新々刀最上作の巨匠・大慶直胤の門人で磐城国の相馬中村藩工として活躍した幕末の名工です。
直刃と乱れの双方を得意として高い技量を発揮し強く錬れて松皮風に肌立ち沸づく鍛えが最大の特徴で、
新々刀としては無銘極めの作が多い刀工の一人でもあります。
身幅・重ねともに健全で均整の取れた体配を呈し錬れた板目に杢目流れ肌・大板目が交じる強靭な鍛えに
地沸微塵に厚くつき肌目に地景絡んで美しい松皮肌となり刃文は均一に小沸つく上品な互の目を焼いて
地刃冴えるなど、見処溢れる作域に直正の優れた技量が発揮された優品です。
相馬中村藩工を務めた大慶直胤高弟『慶心斎直正』極め、杢目肌の鍛え素晴らしい
傑作名品短刀を末永くご愛蔵下さい。
◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:22.0cm 元幅:2.40cm 先幅:1.96cm
元重:0.56cm 先重:0.42cm 反り:なし 目釘孔:1個
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
☆状態
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・多少のヒケやこぼれ・鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
☆送料
・送料は全国一律 1,800円 で、ゆうパックにてお届けします(北海道・沖縄・一部離島は2,300円)
梱包資材は再利用品を利用する場合があります。
☆登録証の所有者変更は必ずお願いいたします。(銃刀法で入手から20日以内に所有者変更手続きをする事と定められています)
お取引に不安を感じた場合は当方の判断で入札を取り消しいたします。
ノークレーム・ノーキャンセル・ノーリターンでよろしくお願いいたします。
※写真に写っています刀掛けは付属しません。