Kinoptik50mmを10数年前にMSオプチカルにてMマウントに改造、距離計連動、干渉計によるレンズテスト、クリーニングをしてもらったものです。アポクロマート設計の4群6枚のダブルガウス構成。
元々のマウントも一緒に譲ります。距離計連動がついているのでアルパ用のマウントだと思うのですが、後期型のマウントではないようです。
キノプティックは合うフイルターが無いのがお約束ですが、このレンズにはフイルターがあります。枠が分割できるようになっていて、中のフイルターが交換できるようになっている凝ったつくりです。
MSオプチカルの説明書によるとMマウント自体は取り外せるようですが、せっかく調整してもらったものなので、自分で外したことはありません。説明書も一緒に譲ります。
キノプティックはもともとシネレンズとして設計されたものであり、オールドレンズとは思えない卓越した性能で、干渉計テストではコントラスト、解像力とも理論限界に近い、大変ゴーストも少なく、フイルターなし、フードなしでもよいと思われるなどと評価されています。実際逆光で撮ると映画のワンシーンのような画像になり、本当のシネレンズだと感じさせるレンズです。
整理のため譲ります。
絞りリングには元々プラスチックのラバーが付いていたのですが、割れたので外してあります。
肉眼で見る限り、クモリ、前玉のキズは見られません。コバ落ちらしきものは見られます。ヘリコイド、絞りリング共になめらかです。
ノークレーム、ノーリターンの意味の分かる方のみ入札ください。
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