ある意味、この商品よりはるかに価値があります。
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レンズの蒸気処理で使う “ジクロロメタン” は発ガン性のおそれがあり、かつては印刷工場でインクの処理に使われていましたが、従事者に “胆管ガン” が多く発生し、現在では代替されています。つまり視点をかえれば、現在は行き場を限定され余っている物質です。
ポリカーボネートの接着剤に使われるくらいなので、確かにレンズをよく溶かしますし、塗装の剥離等にも使われますので、一般の方が安全に使うには、人体はもちろん、製品の素材物性にかかわる知識も同時に必要なように思われます。
以下の名称も “ジクロロメタンと同じ” ものです。
◎塩化メチレン
◎二塩化メタン
◎メチレンクロリド
◎ナルコチル
◎アエロテンMM
◎ソルメチン
◎ソラエスチン◎二塩化メチレン
◎メチレンクロライド
◎メチレンジクロライド
◎メチレンジクロリド
◎ジクロルメタン
◎methylene dichloride,
◎Di-clo,
◎Freon 30,
◎R-30,
◎DCM,
◎UN 1593,
◎MDC
ほとんどの方は、それがどんなものであるのかわからずに、何も疑わずに使っているはずです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%B3
“30年間の管理簿保管” が課されています。
私なら、家族には使わせません。
何十年も経ってから、後悔しても遅いので…
ジクロロメタンは、たしかに安価ではありますが、処理後に溶剤が余った場合もふくめて、正しく選択されることをおすすめします。