YAMAHA A-2000 ヤマハ アンプ ジャンク品 ワンオーナーの商品画像
YAMAHA A-2000 ヤマハ アンプ ジャンク品 ワンオーナーの商品説明
YAMAHA A-2000 ジャンク品の出品
1985年に秋葉原の第一家電で購入しました。ワンオーナー品です。
ヤマハで何度か修理しながら使用していましたが徐々に調子が悪くなり、2015年にこのヤフオクを利用して、10数万円をかけて全面的に修理メンテナンスをしました。
修理後問題なく使用していましたが、その後スピーカーA端子から音が出なくなり、B端子で使用していました。
ここ1〜2年は別のアンプを使用していましたが、出品のため再生してみるとスピーカーB端子でもノイズがひどい状態でした。
そのためジャンク品扱いとして出品します。
外観は写真を参照してください。付属品は写真に写っているものだけです。
10枚目の写真に目立つ傷を載せました。天板と左側ウッドパネルの後。
外寸 （W x H x D）473 x 169 x 464 (mm)
質量 26kg
2015年にメンテした内容を下記に示します。
-----------------------------------------
整備明細
1 プリアンプ内、イコライザーアンプ出力不良修理技術料 および部品代
2 プリアンプ内、フラットアンプ出力不良修理技術料 および部品代
3 小型電解コンデンサ全交換 (SANYO/OS-CON nichicon/FindGold・MUSE BP、他)
4 パワーアンプ部大型電解コンデンサー33,000μF全交換
5 パワーアンプ部大型電解コンデンサー470μF全交換
6 スピーカー保護リレー全交換
7 スピーカーターミナル交換
8 マスターボリューム分解清掃
9 RCAピンジャク全交換
10 電源ケーブル交換
11 マスターボリューム回転角度と音量の調整技術料 および部品代
12 マイカコンデンサー全交換
13 パワーアンプのみに限定したフィルムコンデンサ交換
14 メイン電源部大型電解コンデンサー22,000μF全交換
15 Mode, Direct, Couplerスイッチの分解清掃
16 Tuner,Aux,Tape1ソースセレクタースイッチの分解清掃
17 Bass, Trebleボリュームの分解清掃
18 Phonoロータリーセレクターの分解清掃 ¥3,000
19 消耗材料や小物部品交換等 ※次頁に内訳記載
20 Dad, Tape2, Phonoソースセレクタースイッチの分解清掃
21 背面パネルスピーカーターミナル取り付け部分変形の修正
22 バイアス電流調整、出力オフセット電圧調整
合計
-----------------------------------------
整備内容
・22,000μFコンデンサの電極部付近の未接続導線の正体は糸半田でした。 電極部と繋がっていましたので辛うじてシャーシと接触していなかったことでショート を免れたようです。原因不明です。(A-2000を40台近く修理をしていますが、初めて 見つけました。)
・Phonoが機能しない原因は、イコライザーアンプ内でメーカー製造時に使われた接 着剤によりオペアンプICのピンが腐食起こし断線していました。さらに、定電圧ダイ オードの直列抵抗が発熱して焦げた跡がありました。さらに、半田クラックが多数発 生しており電源供給異常でした。 半田クラックはイコライザーアンプの基板を全面再半田しました。オペアンプはMCヘ ッドアンプで使われているものと同一のNJM2014SでそれをRch/Lch用でペア分の 2個取り外し、その内1個を不良オペアンプの交換のために転用しました。MCヘッド アンプのオペアンプは代わりにグレードアップ用に用意しているNJM2114Lに交換し ました。これにより、正常に出力されるようになりました。
・Rchの音量が小さい原因は、フラットアンプ出力信号を制御するミューティングのトラ ンジスタ2SC2878が不良でした。トランジスタを2か所交換して正常音量となりました。 この部品はイコライザーアンプとスピーカー保護回路でも使われており、予防のた めにさらに4か所交換しました。 同じく、フラットアンプのスチロールコンデンサのリードが接着剤による腐食で断線し ていましたので銅箔PPSコンデンサに交換しました。
・スピーカーBの機能不良の原因は、スピーカー出力保護回路基板の配線パターン の破損でした。過大な力が外部から加わりスピーカーターミナル接続部の銅箔パタ ーンが基板から剥がれ断線したと思われます。銅箔パターンの断線部分を修理し て正常に出力されるようになりました。
・パワーアンプの一部に抵抗、小信号トランジスタ、ジャンパー線が接着剤により腐食 しており接着剤除去と部品交換をしました。 ・パワーアンプの入力コネクタで脱落防止の突起部分が割れ落ち、破損してましたの で交換しました。
・パワーアンプの基板の半田面は、全面再半田をおこない、さらにクリーニングをしま した。 ・トランス出力の整流回路基板にやがて半田クラックになると予想されるか所があり、 全面再半田しました。それに加え、トランス出力線には大電流が流れるため整流回 路との接続部の半田接続を一旦外し、先端を圧着端子処理してから半田付けし再 接続しました。
・ガリ発生を無くすために分解清掃したスイッチやボリューム類は、清掃後にノイズが 発生しないことを確認しました。Couplerスイッチは、さらに切り替えノイズを低減させ るために、A-2000aと同じようにノイズ低減部品を取り付けました。
・マスターボリュームの回転角度と音量の調整のため、8時の角度まで回転させた音量 を、10時の角度まで回転させて同じ音量になるように部品を追加して調整しました。 ・その他、上記部品交換を行いました。
-----------------------------------------
調整内容
・プリアンプのMCヘッドアンプの出力オフセット電圧を調整しました。
・パワーアンプのA級/AB級トランジスタのバイアス電流を調整しました。
・パワーアンプの出力オフセット電圧を調整しました。
その他消耗材料や小物部品交換等:
2.5mmピッチコネクタ
金属皮膜抵抗 47Ω 1/4W × 2
金属皮膜抵抗 120Ω 1/4W × 2
金属皮膜抵抗 220Ω 1/4W × 4
金属皮膜抵抗 1.2kΩ 1/4W × 2
金属皮膜抵抗 220Ω 1/2W × 2
オーディオ用金属皮膜抵抗 100kΩ 1/4W
炭素被膜抵抗 10kΩ 1/2W × 6 \120 温度補償用トランジスタ 2SC2240 GR × 4
小信号トランジスタ 2SA970GR × 1
ミューティング用トランジスタ 2SC2878A × 4
ポリプロピレンフィルムコンデンサ 104J ×1
ポリプロピレンフィルムコンデンサ 223J ×1
ポリプロピレンフィルムコンデンサ 103J ×1
銅箔PPSコンデンサ 100pF
TO-3P用 トランジスタ放熱シート ×10
TO-220用 トランジスタ放熱シート ×8
圧着端子 ×4
FUSE 250V 2A ×5
FUSE 250V 10A ×1
ソルダーウイック(半田除去ワイヤ消耗品) ×4
合計
-----------------------------------------
オークション情報 中古送料無料
| 落札価格 | 30,500円 |
| 入札件数 | 2件（ |
| 商品の状態 | やや傷や汚れあり |
| 発送方法 | おてがる配送宅急便 |
| 発送地域 | 神奈川県 |
| 終了日時 | 2024年4月21日 22時14分 |
| 出品者 | |
| オークションID |
カテゴリ落札トレンド
