三重県伊勢市五十鈴川産、伊勢市内のコレクターが教材標本として所蔵していた「緑色岩の神足石」２個の落札結果
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出品商品は、伊勢市内のコレクターが教材標本として所蔵していた「緑色岩の神足石」２個で

す。形状は少しが歪ながら、先頭のＶ字形の欠刻はかなりきれいです。

２石共、握れば隠れる程度の小形ですが、古文書や伊勢名物の赤福餅の添付栞「伊勢だより」

の版画に見るような、典型的な緑色岩の「神足石」（しんそくせき）です。

この「神足石」の長軸方向の最長縦幅は、２石共に概ね６cmで、直交する中央の最長横幅は、

それぞれ約５cmと約４cmです。２個の重さは概ね230g（約140gと約90g）です。

この石に小箱や台座等はありませんが、ご参考までに掲載をした、赤福餅添付の栞「伊勢だよ

り」に見る「神足石の版画」のコピーの添付と共に、古い標本用の小箱をお付けいたします。

この２個の「神足石」は、伊勢市内で教員をされていた方の遺さたコレクション３個の内の２

個です。１個は参考品として譲渡致しましたので、他者から入手の「神足石」はこれが最後です。

採集された年月や、五十鈴川のどの辺りで拾われたのかは定かではありませんが、いずれも簡

易研磨が成され、教材用の岩石標本（奇形転石礫）だった感じです。

いわゆる「古色」や「持ち込み」の感触はありませんが、大きな方はルーペで観察する限り、

ヒビ破れ補修がなされているようにも見受けられます。

いずれもラベル等がないので、故人の自採集品なのか、伝承された「由来石」なのかも不詳で

すが、石質（角閃岩）やＶ字欠刻の状態から見ても、五十鈴川産の比較的新しい転石礫である感

じが致します。座りも程良い感じですが、おそらく原形のままの研磨をした「神足石」だと思い

ます。詳細はわかりませんが、形状等は掲載画像にてご確認下さい。

ちなみに、五十鈴川原産の「神足石」は、古文書によると江戸時代に発見され、その後「伊勢

の奇石」（特殊な奇形礫）として広く知れわたり、明治期に至っては伊勢神宮の参詣者らにかな

り拾われて行ったと言われています。

ご入札につきましては、掲載画像と実物とでは色合いや質感、立体感など、見た目に違いがあ

ります事をご理解の上、ノークレーム、ノーリターンにてお願いを致します。

この商品の発送は、アルコール消毒と椿油で上拭きをし、緩衝材で小箱ごと梱包の上、レター

パックプラスになります。落札後は、「取引ナビ」にてご連絡をお願い致します。送料と送金に

かかる手数料は、落札者様でご負担をお願い致します。

なお、商品のお手渡しは致しておりませんゆえ、ご諒承の程お願い致します。

落札者様には、オークションの終了後に「取引ナビ」の手順に従って、ご連絡と事後対応の程

お願い致しますと共に、「取引メッセージ」にてお受取人様のお電話番号をお知らせ下さい。

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い致します。

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