印象主義から新古典主義への時代に作曲に取り組んだアルベール・ルーセル(1869-1937)。主なルーセルの代表作のほとんどが収録されたもので、ジャン・マルティノン、シャルル・ミュンシュ、アンドレ・クリュイタンス、ミシェル・プラッソンといったフランスの名指揮者、名器楽奏者たちによるモダニズムの探求心が込められた名演ばかり。CD11には、ルーセルの自作自演によるヒストリカル録音も収録。BOX表紙の写真は、アルベール・ルーセル国際センター所蔵の、「蜘蛛の饗宴」を作曲するために蜘蛛を研究するルーセル本人の、貴重な写真が使用。
《CD1》1-4) 組曲 嬰ヘ短調 (ピアノのための)Op.14 L.15、5-6)ソナチネ(ピアノのための) Op.16 L.18、7) ミューズたちのもてなし L.27、8) 前奏曲とフーガ Op.46 L.58、9-11) 3つの小品 (ピアノのための)Op.49 L.62、12) セゴビア(ギターのための) Op.29 L.34、13) 即興曲(ハープのための) Op.21 L.23、14-17) フルートを吹く人たち(フルートとハープのための)Op.27 L.32
ジャン・ドワイアン(ピアノ:1-11)、トゥリビオ・サントス(ギター:12)、リリー・ラスキーヌ(ハープ:13)、ジョナサン・スノーデン(フルート:14-17)、アンドルー・リットン(ピアノ:14-17)
《CD2》1-3) ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.28 L.33、4-6) セレナード(フルート、ハープ、弦楽三重奏のための)Op.30 L.36、7-9) フルート、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲 Op.40 L.51、10-12) 弦楽三重奏曲 Op.58 L.73、13-16) 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.45 L.57
ピエール・ドゥーカン(ヴァイオリン:1-3)、テレーズ・コシェ(ピアノ:1-3)、パトリック・ガロワ(フルート:4-9)、フレデリック・カンブルラン(ハープ:4-6)、パリ弦楽三重奏団(4-12)、ヴィア・ノヴァ四重奏団(13-16)
《CD3》1-3) ピアノ協奏曲 ト長調 Op.36 L.44、4-6) チェロと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.57 L.72、7) 交響的前奏曲「復活」 Op.4 L.4、8-11) 交響曲第1番 ニ短調「森の詩」 Op.7 L.8
ダニエル・ラヴァル(ピアノ:1-3)、アルベール・テタール(チェロ:4-6)、ジャン=ピエール・ジャキャ(指揮)パリ管弦楽団(1-6)、ミシェル・プラッソン(指揮)トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団(7)、シャルル・デュトワ(指揮)フランス国立管弦楽団(8-11)
《CD4》1-3) 喚起 (独唱、合唱、管弦楽のための)Op.15 L.16、4-16) バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」Op.17 L.19
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト:3)、ニコライ・ゲッダ(テノール:3)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン:3)、オルフェオン・ドノスティアラ(合唱:1-3)、ミシェル・プラッソン(指揮)トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団(1-3)、ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立放送管弦楽団(4-16)
《CD5》1-3) 交響曲第2番 変ロ長調 Op.23 L.26、4) 交響詩「春の祭りに寄せて」Op.22 L.25、5) 異教徒の儀式のためのファンファーレ(ブラス・アンサンブルのための)L.28、6-8) 組曲 ヘ長調(管弦楽のための)Op.33 L.39、9-11) 小管弦楽のためのコンセール Op.34 L.41
ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立放送管弦楽団(1-3)、ジャン=ピエール・ジャキャ(指揮)パリ管弦楽団(4)、ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)パリ金管合奏団(5)、シャルル・ミュンシュ(指揮)ラムルー管弦楽団(6-8)、ピエール・デルヴォー(指揮)コンセール・コロンヌ(9-11)
《CD6》1) フランク族の軍歌(男声合唱、金管楽器、打楽器のための)L.40、2) ミューズへのマドリガル(女声三部合唱のための)Op.25、L.30、3-6) 詩篇第80番(テノール、合唱、管弦楽のための)Op.37 L.46、7-9) 小組曲(管弦楽のための)Op.39 L.50、10-13) 交響曲第3番 ト短調 Op.42 L.53
エリザベート・ブラッスール合唱団(1)、ジョルジュ・ツィピーヌ(指揮)パリ音楽院管弦楽団(1)、ジャン=ポール・クレダー(指揮)ジャン=ポール・クレダー声楽アンサンブル(2)、ジョン・ミッチンソン(テノール:3-6)、ステファヌ・カイヤー合唱団(3-6)、セルジュ・ボド(指揮)パリ管弦楽団(3-6)、ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立放送管弦楽団(7-9)、シャルル・ミュンシュ(指揮)ラムルー管弦楽団(10-13)
《CD7》1-15) バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」Op.43 L.54、16) 栄光の日(吹奏楽のための)Op.48 L.61、17-19) シンフォニエッタ(弦楽オーケストラのための) Op.52 L.66、20-23) 交響曲第4番 イ長調 Op.53 L.67
ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立放送管弦楽団(1-15)、デジレ・ドンディーヌ(指揮)パリ警視庁音楽隊(16)、アンドレ・クリュイタンス(指揮)パリ音楽院管弦楽団(17-19)、シャルル・ミュンシュ(指揮)ラムルー管弦楽団(20-23)
《CD8》1-13) バレエ音楽「アエネアス」Op.54 L.68、14) 夢 L.82、15-18) 4つの詩 Op.3 L.3、19-22) 4つの詩 Op.8 L.9、23) 炎 Op.10 L.11
ジャン・マルティノン(指揮)フランス国立放送管弦楽団&合唱団(1-13)、コレット・アリオ=リュガ(ソプラノ:14,19-23)、クルト・オルマン(バリトン:15-18)、マディ・メスプレ(ソプラノ:19-22)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン:19-22)、ダルトン・ボールドウィン(14-23)
《CD9》1) 凶兆 Op.9 L.10、2-3) 2つの中国の詩 Op.12 L.13、4-5) 2つの歌 Op.19 L.21、6-7) 2つの歌 Op.20 L.22、8-9) ロンサールによる2つの詩 Op.26 L.31、10-15) アナクレオンの頌歌 Opp.31&32 L.37&38、16-17) 2つの中国の詩 Op.35 L.43、18) ヴォカリーズ第1番 L.45、19) おお良き葡萄酒(ワイン)よ、おまえは活き活きしているか? L.47、20) ヴォカリーズ第2番 L.48、21) 夜のジャズ Op.38 L.49、22) わが娘に与えた花 L.55、23-24) 2つの牧歌 Op.44 L.56、25-26) 2つの中国の詩 Op.47 L.60、27-28) 2つの歌 Op.50 L.63、29-30) 2つの歌 Op.55 L.69
コレット・アリオ=リュガ(ソプラノ)、クルト・オルマン(バリトン)、マディ・メスプレ(ソプラノ)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)、ダルトン・ボールドウィン(1-7,10-30)、パトリック・ガロワ(フルート:8-9)
《CD10》1-11) オペラ・バレエ「パドマーヴァティ」Op.18 L.20(第1幕、第2幕第1&2場)
《CD11》1-4) オペラ・バレエ「パドマーヴァティ」Op.18 L.20(第2幕第3場)
マリリン・ホーン(コントラルト)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、ジョセ・ヴァン・ダム(バリトン)、ジェイン・バービエ(メゾ・ソプラノ)、シャルル・バーレ(テノール)、マルク・ヴェント(バリトン)、ローレンス・デイル(テノール)、オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)ミシェル・プラッソン(指揮)トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
5-11) バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」(交響的断章)Op.17 L.19、12) アルベール・ルーセル自声によるコメント、13) 付随音楽「竪琴の誕生」Op.24 L.29(抜粋)、14) 雨にぬれた庭 Op.3-3 L.3、15) 祈り Op.8-2 L.9、16) 中をさかれた恋人たち Op.12-2 L.13、17) 光 Op.19-1 L.21、18) サラバンド Op.20-2 L.22、19) 夜のジャズ Op.38 L.49
アルベール・ルーセル(指揮)管弦楽団(5-11:1929年録音)、アルベール・ルーセル(語り:12:1929年録音))、ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団(13:1930年録音)クレール・クロワザ(ソプラノ:14-19:1928-1929年録音)、アルベール・ルーセル(ピアノ:14-18:1928-1929年録音)、ジョージ・リーヴス(ピアノ:19:1929年録音)
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