牡丹唐草蒔絵の重ね箪笥と長持。
大振りな幕末〜明治頃の雛道具です。
牡丹の花は薄肉の高蒔絵、葉は青みの強い粉で変化をつけ
時代の透けの出てきた艶やかな黒漆地に豪華な存在感のあるお品となっております。
サイズ: 箪笥 高さ約23.7cm 幅約20.5cm 奥行約10.9cm
長持 高さ約13.5cm 幅約24.5cm 奥行約12.6cm
状態: 箪笥の下部、長持の蓋、綾角部分などに漆剥がれ。
内張りの千代紙に破れ。
箪笥下段向かって左下の蝶番に破損。
箪笥引き出しの金具に欠失の箇所。
金具に釘抜けの箇所。
他、時代なりの状態。
外箱や付属品無し。
毛氈は撮影用で出品物に含まれません。
以上と画像とを参考に古い物である事をご理解の上で宜しくお願い致します。