外観と内部の状態は、写真をご覧ください。
確認できたこと
①電源は入ります。メーターは振れ、LINE ADJができます。
②手持ちの真空管、 01A・46・6A6・12AU7(5963)を試験したところ、
それらしき値にメータは振れました。
しかし、正確なメーターの振れかどうかは不明です。
③01A試験の際、4Pソケットに接触不良があり、真空管を斜めに
したら、試験できました。その他のソケットにも接触不良が
あるかもしれません。
以上以外の動作については確認できていません。
実用に供するには、オーバーホールや校正(調整)が必要です。
ご承知おきください。
補足
5年前まで、このTV-7D/Uを良く使っていた時に経験したのは、
フィラメント電圧(ヒーター電圧)の高い球は良いのですが、
フィラメント電圧が低くフィラメント電流の大きい出力管(例2A3)の
試験結果がいつも低い値でした。理由は、2A3はフィラメント電流が
大きいため、フィラメント電圧がドロップしてしまうからでした。
2A3と同じフィラメント電圧の真空管でも、フィラメント電流の低い
球は大丈夫ですが、2A3クラスの球は注意する必要があります。
(今回出品の際に動作確認した”46”もフィラメント電圧は2.5Vですが、
”46”の場合は大丈夫なようです。)
以上も、ご承知おきください。