ソニー『ICF-6500』を修理整備した動作品で、各バンドとも良好に受信できています。
バンド切替スイッチ他のスイッチ類は全て分解清掃し、接点グリスを塗布してありますので、
長期間ガリや接触不良は出ないと思います。ボリュームも気になるようなガリはありません。
BFOも正常に動作し、SSB、CWの復調も良好です。
周波数カウンターも正常に動作しますが、左端に周波数表示に影響がない程度の液晶漏れがあります。
ライトも点灯します(写真7枚目は5MHzのBMP(中国の標準電波)を受信中)。
周波数目盛りはパタパタと軽く切り替わり、ダイヤルのスロー、ファーストの切替もスムーズです。
本体の状態は、写真9枚目のとおり、凹みがあり、
また使用、経年による小傷やメッキ部分のわずかな錆び等があります。
ロッドアンテナはやや曲がりはありますが、全段伸縮します。
電池室内は綺麗な状態で、電池での使用に問題はありません。
電池蓋のスポンジは不燃性スポンジで張り替えてあります。
付属するものは、キャリングベルト、
社外品のACアダプターと取説のコピーです。
キャリングベルトは本体に傷が付かないよう、取り外してお送りします。
ICF-6500は1981年発売のBCLラジオで、周波数カウンターを備えているので
選局が容易で、感度も良く、ソニーらしいラジオだと思います。