ミャンマーの漆器の町バガンで職人によって作られたきんま塗りの漆器、噛みタバコ入れです。蒟醤漆器は何回も塗り重ねた漆の上にケンで紋様を線彫りしてくぼみに色漆を象嵌するなかなか凝った技法です。サイズは直径約7.5cm、高さ約11cm。
香川漆器の蒟醤はタイ、ミャンマーから室町時代に伝えられたものです。日本では茶道具の棗や香合として作られ伝えられてきた技法なので茶道具との相性もいいです。茶入れ、香辛料入れ、小物入れ等いろんな用途に使えると思います。
日本の蒟醤は流麗、精緻、ミャンマーのきんまはおおらかで手作りの温もりが魅力です。未使用の品ですが古い物なので多少の経年劣化はあります、画像でご確認ください。