エフェクター史に刻まれる「黄金期」の1台
1970年代中期、MXR社を象徴する筆記体ロゴ(スクリプト・ロゴ)期のPhase 90です。
現行の復刻品ではなく、当時のオリジナル筐体・回路を保持した個体です。エディ・ヴァン・ヘイレンをはじめ、数々のレジェンドが愛した「あの音」そのものが出せる希少なヴィンテージ機です。
本機の鑑定ポイント
シリアルナンバー:123226
当時のMXRの付番ルールに基づき、Phase 90を示すコード「1」から始まる6桁のスタンプが確認できます。
1975年〜76年前後の製造であることを裏付ける貴重な個体です。
伝説の「6チップ」回路
内部基板はヴィンテージ特有の薄茶色(タンカラー)で、心臓部にはLM741CNオペアンプが6個搭載されています。
これは最初期スクリプト期のみに見られる仕様で、最も音楽的で滑らかな揺れが得られる「当たり」の回路構成です。
オーガニックなサウンド特性
後年のモデルのような派手すぎる「シュワシュワ」としたエグみではなく、ギターの原音を活かしつつ上品に絡みつく、非常に滑らかで奥行きのあるフェイズサウンドが特徴です。
コンディション
外観: 長い年月を経て使い込まれた、ヴィンテージならではの風格を放っています。
電装系: 出品前に動作確認済み。ガリも少なく良好に動作します。
内部: 内部の保護スポンジは経年劣化により除去していますが、基板自体のコンディションは良好です。気になる方は基盤を挟みこむように裏表1枚ずつスポンジを設置してください。
パーツ: 背面の固定ネジが1本欠品しております。 残りの3本でしっかりと固定されており、通常の使用には支障ありませんが、あらかじめご了承ください。
仕様: この時期の仕様として、LEDなし、ACアダプター差込口なし(電池駆動のみ)のオリジナルスペックです。
「かかりの薄さ」こそが、このスクリプト期Phase 90が世界中で探されている最大の理由です。
現代のペダルでは決して再現できない、空気のように自然な揺れをぜひ体感してください。機材整理のため、価値のわかる方にお譲りいたします。