台車はドロップ製3軸固定のTR73です。これは本来2軸ボギー台車が付いていたのを(TR47系の)実物同様3軸ボギー台車に履き替えもので
台車は宮沢製品ではないかと思われます。この時代鉄道模型社では新EF58はあったのですが、車体長が長く、それなりの線路を持っていないと走行させられなかったので、短縮したEBやEDが製造販売され、こちらの方が価格も安く一般的で、多く売れたようで、現在でも時折見かけますが、客車の方は意外と見かけません。トレーラーの方はより安価に紙(ペーパー)で自作する方が多かったのでしょう。
このショーティーは窓割がスケールものとかなり異なっており、単純に車体を切って繋げてもこうはなりません。かなりの切り継ぎが必要となります。デッキ部もスケール物に近い帯板と真鍮線での組み立てになっております。この時代他にオハとオロのショーティーもあり同社のED58ショーティーと組み合わせると、結構良いものです。オハとオロはたまに見かけますが、スイテの方はあまり出てこないと思いますので、ぜひこの機会にと思います。