【S&W M49: The Bodyguard】 2inch HW ブルーイング & チューンアップ・モデル (タナカ/タナカワークス/TANAKA)の商品画像
【S&W M49: The Bodyguard】 2inch HW ブルーイング & チューンアップ・モデル (タナカ/タナカワークス/TANAKA)の商品説明
当オークションをご覧いただきありがとうございます。どうぞ最後までお読みいただきますよう、お願い申し上げます。
☆☆☆はじめに☆☆☆
当商品は金属製ではなくHW樹脂（＝熱硬化性樹脂ではない特殊なプラスチック）製のモデルガンです。『金属性弾丸』を発射する機能や強度はありません。プラスチック製BB弾も発射できません。
SPG表示等は画像７でご確認ください。
☆☆☆ 商品名 ☆☆☆
タナカワークス製 【S&W M49: The Bodyguard】 2inch HW モデルガンです。
出品商品は本体と付属のカートリッジ（ともに未発火）、取り扱い説明書、元箱となります。撮影に使用したダミーカートリッジは付属しません。
☆☆☆ M49: The Bodyguardについて ☆☆☆
オリジナルのM49は1959年に発表されました。この時点でS&W社では【Bodyguard Airweight】（M38）を1955年から販売しており、そのスティールフレーム版として追加登場したことになります。リボルバーで軽量モデルが先行した例はこの【Bodyguard】のみに見られた現象です。【Bodyguard】登場の背景には、取り出す際にM36のハンマーが引っかかるという現場の声がありました。腰のホルスターではなく秘匿携行することが多いポケットサイズのリボルバーならではのことです。この問題に対してS＆W社では【Centennial】を1952年から販売していましたが、このモデルは構造上ダブルアクション・オンリーとなっており、〈スムースに取り出せてシングルアクションが可能なJフレームリボルバー〉という条件を満たす製品として【Bodygurard】が生まれました。
☆☆☆ 2inch, 3inch ☆☆☆
S&W社では【Centennial】と【Bodyguard】のいずれも2inchをデフォルトとし、オプションで3inchを用意していました。3inchの生産数は少なく、コレクターの間ではプレミアがついて取り引きされています。【Bodyguard】については、モデルナンバー以前のモデルで3倍、モデルナンバー採用後のモデルで2倍のプレミアがついていると言われています。今回、タナカワークスから久々に【Bodyguard】HWモデルが発売されたわけですが、2inchではなく3inchが選ばれたのはこの希少モデルを供給しようという意図があったようです。生産数は不明ですが、タナカワークスによれば『実銃同様に少ない』とのことで、あるいはコレクター心理を読んだ販売戦略なのかもしれません。もっとも、市場で早々に品切れとなりプレミア価格がついて取り引きされるようになったとしても、利益を得るのは一部コレクターや転売ヤーでタナカワークスではありません。それを想定した上での『少ない生産数』なのでしょうか。売れるものは売れるだけ生産した方が儲けになると思うのですが。いささか不可解な今回の発売ではあります（注：物事の解釈には個人差があります）。
さて、M49 3inchですが、実物を前にしての工房主とのやりとりはおおよそ以下のようなものになりました。
『これ、存在目的が不明な気がしませんか。Jフレームで精密射撃ならM36 3inchで用は足りると思うのですが。』
『何ならM50もあるしねえ。Centennial もそうだけど、あえて3inchバレルを搭載する意図は何だろうね。』
『M36ならスクエアバットが選べますが、Bodyguardにはそれもありませんし。』
『最初からコレクター向けだったのかもしれないよ。このころのS＆W社はヘルストロム社長の指揮のもと右肩上がりの成長期に入っていてドル箱製品が次々と生まれていたから、こんなニッチなモデルを世に出す余裕があったのかもしれない。』
……後は省略しますが、私たちの結論は〈Bodyguardには2inchが似合う〉（注：感じ方には個人差があります）というものでした。そこで、3inchバレルには退場いただいてタナカワークスの.38 Chiefs Special ”Pre-Model 36”の2inchバレルと換装する運びとなりました。【Chiefs Special】 3inchスクエアバットも生まれることとなり、一石二鳥です。こうして出来上がったのが、今回出品した 【M49: The Bodyguard】2inchになります。
☆☆☆ ダブルアクション ☆☆☆
タナカワークスのJフレームシリーズは、M40 を除くとダブルアクションが今一歩です。今回発売されたM49も、シリンダーのロックとハンマーのリリースがほぼ同時となるケースが頻発する状態でした。そこで、パーツの形状やセッティングを見直すことで、シリンダーのロック終了後にハンマーがリリースされるようタイミングが修正されています。
☆☆☆ 表面仕上げ ☆☆☆
当商品はHW樹脂の表面にブルーイングが施してあります。
全体のコンディションは、『Standard Catalog of Smith & Wesson』の分類に例えれば【EXCELLENT】(注)。部分的な染めムラ（＝金属光沢が退色した部分）もほぼ目立たず、フレーム内部や薬室などを除いて外観から確認できるすみずみまでブライトブルー・フィニッシュが施してあります。亜鉛合金製パーツは別途仕上げがしてあり、HW樹脂とは色調が異なっています。
☆☆☆ パーツリスト M2 ☆☆☆
M2は２種類用意が可能です。画像８──使いまわしのもので今回出品の商品とは別個体です──をご覧いただいた上で、落札後にAとBのどちらを希望されるか取り引きメッセージ欄からお知らせください。希望される方を組み込んで発送いたします。
説明は以上です。疑問な点がありましたら、何なりとご質問ください。そして、ご落札のあかつきには24時間以内のご連絡をお願いします。入金は『かんたん決済』の支払い期限内にしていただければ大丈夫です。円滑な取り引きにご協力くださいますようお願い申し上げます。
(注)『Standard Catalog of Smith & Wesson』には【EXCELLENT】について以下のような記述があります。
【EXCELLENT】(EXC) : All original parts and configuration. For modern guns, nearly new condition, with only slight finish wear at muzzle or sharp edges. （中略）
ERA BLUED NICKEL
Post - 1945 98% 99+%
1920 - 1945 95% 98%
1890 - 1920 90% 95% (後略)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
オークション情報 中古
| 落札価格 | 70,000円 |
| 入札件数 | 12件（ |
| 商品の状態 | 未使用に近い |
| 発送方法 | おてがる配送ゆうパック |
| 発送地域 | 愛知県 |
| 終了日時 | 2024年4月23日 21時28分 |
| 出品者 | |
| オークションID |
カテゴリ落札トレンド
