Fender Japan ST62 JDシリアルを出品いたします。シリアルから2015年製かと思われます。
3.2kgの軽量個体です。
電装系を中心にビンテージフェンダーを意識したモディファイを行っています。
弦高は低すぎず高すぎずの標準的なセッティングです。
フレットの残りはまだ十分と思います。
ネックはほぼストレートの軽い順ぞりの状態です。
ネックの握りは基本的なCシェイプでやや太めのビンテージを意識したネックです。
ピックアップをHOWL GUITARS Original Pickup ’60へ交換しています。数々のリプレイスメントピックアップを試してきましたが、謳い文句通りのビンテージサウンドを感じるピックアップです。当時のビンテージに倣いセンターキャンセルされておらず拘りをうかがえます。
以下ピックアップの商品紹介文です。
■Vintage Pickupを多数入手し分解研究して再現性の高いピックアップに仕上げました。
Fender '60 Stratocaster Black Bobbinを忠実に再現したHOWL GUITARS オリジナル手巻きピックアップです。
PickupはひとつひとつHand made & Hand wiredで製作し、素材や工法もVintageを再現しました。
配線はモガミ#2514擦線を使用しています。
以下は配線材ショップでの評価です。
■内部配線としてはやや太め。中音域の太さが強調されて、音の輪郭はやや丸くなる。タイトなレンジで音色のまとまりが良くなり、癖のないサウンド。
配線材をはじめ電装系はすべて交換していて、ポットはミリ規格のCTSポット、コンデンサーはオイルコンデンサー(だったはずですがセラミックだったかもしれません)、スイッチはFender純正の5-POSITION STRATOCASTER PICKUP SELECTOR SWITCHへ交換しています。
スプリングはRAW VINTAGEのRVTS-1 トレモロスプリングへ交換しています。
以下はメーカーサイトの解説です。
■トレモロのスプリングは非常に重要なパーツで、50-60年代のヴィンテージストラトキャスターにおける図太いサウンドの要でもあります。しかし、現在生産されているスプリングは張力が強く、ヴィンテージタイプのスプリングとは特性が異なります。Raw Vintageでは、ヴィンテージタイプのスプリングの張力を詳しく調べた結果、重さと大きさの比率は変わりながらも、素晴らしいトルクフィールと安定した性能をもつスプリングの開発に成功しました。ビンテージタイプに比べ、重さが増したことで図太いサウンドを実現しています。これにより、現代のギターでもオリジナルのストラトと同様のサウンド、フィーリングが得られます。
主なリプレイスメントパーツを試すために投入していったところビンテージ感溢れる仕様とサウンドになりました。
動作問題なくガリ等もありません。
スプリングは音や使い勝手の好みがあると思われるので、オリジナルのスプリング3本を付属します。
コンデンサーは銘柄や規格が分からなくなってしまったため、以前このギターに取り付けていたJupiterコンデンサーのRed Astronをお付けします。このコンデンサーだけで3,000円ほどの価値があるかと思います。