こちらは1986年製FENDER ST314-60のフロントから外したシングルコイルPUです。
元々はFENDER USAにこのような赤ボビンのシングルコイルが一時期あり、それでそれを模した日本製PUがJV初期に搭載されていました。
で、だんだん年代が過ぎていくとプラ製ボビンのものに変更されていったりしているのですが、なぜかこの1986年辺りのFENDER ST314にはこの赤ボビン時代の初期ST-CURRENT PUが搭載されていることがあります。
確かにこの赤いボビンも確かに目を引くのですが、カバーをとると、いかにもコイルといった銅色の線ではなく黒紫色のエナメルのような線が巻かれており、これほんとはFENDER U.S.Aなんじゃないのか?
と錯覚します。
まあ、裏にスタンプもないし、カバーも一般的な日本製の物なので普通に日本製であると思いますが、よくできているPUです。
赤ボビン、アルニコマグネット、フラットポールピースが特徴のPUです。
吊り下げ用のビス、スプリングが付属しますが、もちろんきちんと皿ネジが使われていたりしています。
抵抗値は5.77kΩ。
リード線の長さは18cmです。
程度はカバーに擦れや傷がありますが、本体はポールピースにくすみなく綺麗です。
まあカバーは交換可能なパーツですから気になったら交換すればよいでしょう。
送料はゆうパケットで230円です。
あまりオークションに出品されることがないので、かなり希少なPUです。