高齢の方から売却を委託されたので、下記整備のうえ出品します。
<整備内容>
・サブシャーシー裏面の抵抗が焼損していたので交換、同時に一部配線が焼損していたので、
周囲の配線を含め配線しなおしました。(写真9)
・古い電解コンデンサーを交換しました。(バイアス、リレー電源のC203、C204、C209、C210)
・ブロアマウントを同等品(新品)に交換しました。
・劣化が見込まれるリレー電源整流セレンダイオードをシリコンダイオードに交換しました
・筐体の汚れを落とし磨いたので、輝きが戻り綺麗になりました。(個人的な感想)
・最大出力の確認をしました(3.5MHz~14MHz:1KW、21MHz~28MHz:800W ⇒他の30S1と遜色なし)
・SSB音声で10分間の連続送信テストを実施しました ⇒問題なし
<その他気付き>
・電源トランスはPeter Dahl社製の物が搭載されてます。
・上記の為か、516F2マウント用のサブシャーシーが撤去されています。
・古い30S1に多いチョークトランスの唸りは少ないです。
・アイドリング時のグリッド電流が僅少ですがマイナスに振れます。
<お取引の条件>
・ご入金確認後に発送手配をし、到着予定日をご連絡します。
その後、電話で配送業者から受け取り段取りの連絡があります。この為、連絡可能な電話番号が必要です。
・ 大型機器のため、N/C、N/Rをご納得頂く方のみ入札をお願いします。
・ 落札後の質問は取引ナビ上でお受けします。
(2024年 4月 20日 8時 59分 追加)<追加説明>
・高圧の電圧表示が低かったので(古い30S1で典型)、分圧抵抗にパディング抵抗を挿入、
プローブによる電圧測定値にあわせてあります。
・複製品のドアキーを使っていましたが(金色)、元のキー(銀色)が見つかりましたので
それに交換しています。