約1億年前(98.89+/-0.62 Ma)に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。
体長5.2mmのヤスデが含まれています。尾部が琥珀表面で切れています。別に出品しているヤスデ(#7926)とは科が異なりますが出品者の収集対象ではありませんので同定していません。ビルマ琥珀のこの類はリストが作成されているのでとりあえず「Checklist of the Myriapoda in Cretaceous Burmese amber PDF」でネット検索をかけて、その論文からタクソンのあたりをつけて調べていくと面白いと思います。ほかにコケムシが3頭含まれています(1種は Ektatotricha sp.で体長0.9mm)。
琥珀の大きさ:16x13x2.8mm
#7867
画像1:ヤスデ背面(画像上)、腹面(画像下)
画像2:ヤスデ背面
画像3:ヤスデ腹面
画像4:コケムシ2属(画像上が Ektatotricha属)
画像5:自然光・白背景
画像6:透過光(赤丸3つがコケムシの位置、1つは反対側から見よ)
画像7:自然光 ・手のひら
画像8:自然光・白タイル背景
画像9:自然光・黒背景での蛍光反応
画像10:UVライト(375nm)照射時の蛍光反応
送料:120円(普通郵便)
(2024年 4月 5日 12時 57分 追加)コケムシは甲虫の Scydmaeninaeのことで、海産の Bryozoaのことではありません。