カラー:
サイズ: ↓SU-A900の特性表(参考)
型式 | インテグレーテッドアンプ |
定格出力 | 65W+65W(20Hz~20kHz、0.02%、6Ω) 50W+50W(20Hz~20kHz、0.01%、8Ω) |
定格歪率 | 0.01%(20Hz~20kHz、定格出力、8Ω) |
全高調波歪率 | 0.01%(20Hz~20kHz、定格出力-3dB、8Ω、10次高調波までの総和) |
ダンピングファクター | 60(8Ω) |
負荷インピーダンス | 4~16Ω(A、B) 8~16Ω(A+B) |
周波数特性 | Tuner、CD、Aux、Tape1/2:20Hz~20kHz +0 -0.3dB 3Hz~80kHz +0 -3dB |
イコライザー偏差 | 30Hz~15kHz ±1dB |
入力感度/インピーダンス | Tuner、CD、Aux、Tape1/2:150mV/22kΩ Phono MM:3mV/47kΩ Phono MC:200μV/220Ω |
トーンコントロール特性 | Bass:±10dB(50Hz) Treble:±10dB(20kHz) |
S/N比 | Tuner、CD、Aux、Tape1/2:83dB(EIAJ) 100dB(IHF'66) Phono MM:80dB(EIAJ) 100dB(IHF'66) Phono MC:71dB(EIAJ) 64dB(IHF'66) |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 160W |
外形寸法 | 幅430x高さ136x奥行365mm |
重量 | 9.4kg |
【商品の状態】 ヤフオクにて「完動品」なる物を落札購入。購入後、一度チェックし、保管室にて保管。
使用状況 :一昨年、棚置きして時々使っておりましたが、頻度としては極く少ない「稀に使用」と言う感じでした。
外観、機能: ボリューム中央に引っ掻き傷有理、その他にも小傷、打痕等ありますが、それほどのダメージは見受けられず(私見)
そこそこのキレイさを保っていると判定しております。(但し、私見)
ランプ切れ等は無く、ボリューム、各つまみ、ボタンにも接触不良やガリノイズのような類いは感じられませんでした。
現状、気持ちよく使えるレベルと判定しております (但し、極く短時間でのチェックであり、今後チェック内容が変化することも
あり得ますので、上記の全てを保証出来るものではございませんことを、何とぞご了承くださいませ。)
コチラの機種はSU-A900のマイナーチェンジ版mark2です。この機種は、日本でも発売されたと思われますが、ほとんど
市場に出回らない機種で、たまに下位機種のA700あたりはチラホラお目にかかるのは、やはりA700が普及機であって数を売る
ための使命有るモデル(A900に比べ、リーズナブルで売れやすい)であったので出回る数の違いが出ているのだと思います。
が、A900マーク2の国内情報がほとんど出回っておりません。そして海外において、A900mk2のタマ数が多い感じが有ります。
現在、ネットで探してもヒットするのは欧米のサイトでの情報や取引情報しか引っ張り出せない(私見)状態なので、もしかすると
A900マーク2って、海外専用モデルだった?のかも知れません(当方には情報が無くわかりません)。
ではこの出品品は。。というと、実は海外製( 中国か、又は台湾と思われる )であることが、背面でいつも見るメーカーの注意書きに
中国語(簡体字と思われる)が使われていることからわかります。
当時は特に中国では、松下テクニクス人気は抜群で、現地に大がかりな工場もあった(今も?)そうですから、市場で高評価を受けて
いたA900をマイナーチェンジしたmk2が欧米と同様、中国でも人気であったことは容易に理解出来ます。
又、冒頭では述べませんでしたが前出品者オーナー様の説明でもしっかり触れられていたのでした。
「こちらは海外で作られたテクニクスのモデルですが、現地の家庭用電源電圧は日本と違いますが、こちらの機種は周波数を合わ
せられる様に背面に切り替えスイッチが有り、現状日本の家庭用電源電圧にセットしてあるので利用に問題ありません、また、
電源コードのソケットは現地用(この形は中国だな)になってますが、アダプターを付けてあり、日本に帰国してからもこのまま家庭用
コンセントで使っていましたが、使用の機会がとても少ないので。。」と、手放す理由まで教えてくれていましたが、実際ご説明の通り
何ら問題無く、当方も使用しておりました。
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★☆背面に「 VOLT ADJ 」と書かれたスイッチが有ります(画像⑩)。<110V~127V><200~240Vの切り替えスイッチが
あり、110V~の方に現状セットされています。
※日本の電力供給による家庭用配線では100Vを中心にして±10パーの変動範囲(90~110V)で供給されています。
つまり常に一定ではなく、微妙に変動するもの、と考えてよいでしょう。そしてその国(我らの国じゃよ)で使用される電化製品は
±10パーの範囲で使用出来ること、と決まっておるので、概ね90~110Vで全く問題無く使用出来る、ってか使えないとそれは
違法になっちゃうんだよね。その範囲の電圧変動で問題無く使用出来る設計になっていて、しかも製造はあの天下の松下電器
(テクニクス)ですから、この機種を画像で見た時からその点については気になりませんでした。
それよりも断然気になったのは、普段ほぼ見かけてこなかったA900のマーク2<マイナーチェンジ機種>という事でした。
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試聴;
この機種を使って、想像していた以上に良好な音質だったので、大変驚いたというのが実感です。
実は前回出品させて頂いたこの機種のフルモデル・チェンジ版のSU-A808も実は自分の所蔵品ではこちらと同じく一時期より
手元に置いてたまに聴いたりしていた物ですが、
808には申し訳ないですけど、ここでハッキリ言わせて頂いちゃいますと「 音質は断然900mk2の勝ち。」但し、当然個人の好み、
私見ですが。
A900mk2は、SONYの555ESXやNECのA10シリーズ、ONKYOの重たいPMアンプなどに共通する、「肉厚な表現」を感じること
が出来るのでした。可聴帯域での中域~低域が充実した感じで、これはこれ以前のV80やV900でも感じ得た特色になっている
ように思えます。A808はその華麗な見た目に似た音でしたが今一つ軽いタッチの印象を拭えませんでしたので、この音(900~)で
あれば低域のしっかりしたクリアさがボーカルを聴いても心地良く、生活の場の近くに置いておきたいモデルとなったのでありました。
(上記の感想は全て私見によるもので、絶対的評価などではございませんことをご了解くださいませ)
出品に合わせてのチェックでは、CDでの出力とPHONOからの出力を確認致しております。
余談 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時代の変遷に合わせて、どんどん少なくなっていっちゃったテクニクスPMアンプ重量ですが、A900で約10キロとなっており、
モデルチェンジ機にあたるA808(出品済み)が更に少なくなってさっすがに「軽いな~」と、頼りない気持ちでつぶやいてしまいましたが
一緒に手元に置いていたA900mk2の、PMアンプとしての重さが、単体アンプとしてのギリギリ持ち答えを感じられる「中身ちゃんとあ
るな」感なのでした。過去に雑誌連載で「長岡鉄男ダイナミックテスト」を読んでいて、ボンネットを開いた写真を外観と合わせて掲載して
いたのを思い出し、外観は重たそうでも中身はスッカスカ、と言う様な製品を見て驚いたりしていたものですが、技術の進歩でアンプも
ICやLSIなど集積化が進めば軽くなるのはわかるので重量=音質でないのはわかっているつもりでも、銭を払って買う立場のユーザー
としては何か割り切れなさを感じるのは否めませんでした。重量だけに限らず故長岡氏が「 これからのオーディオはどんどん軽薄短小
になっていく」と雑誌でおっしゃっていた通りになった現代ですが、未だに音の最終出口がスピーカーという、
電波ー音波のトランスデューサーである形態が昔と変わらぬ以上、増幅器で言えばやはり「電源」が音質に多大な影響を与えているの
も旧態依然とした事実であると当方は思っており、最近のDクラスでもない従来からの電源構成のこれらのアンプでは、整流トランスや
平滑ケミコンなどの容量が、ガッツを感じる(?)音質には必要という持論が、この2つを比較して感じてしまうのでした。
A808にはそのエレガントなデザインが現す様な個性と言う意味でA900と違う魅力があり、重量だけが機種の魅力を減じるものでは
ないわけですが、このA900mk2に焦点をあわせると、この精悍なブラックのデザインは
「 重心がしっかりしたワイドでクリアなハイファイ音」というこの機の再生音質の傾向を表現している様に感じるのでした。。。です!
注意事項:
<!!但し、上記の一切は私見であり、短時間の簡易チェックのみですので、変化する可能性もあるので、上記を含めた
一切の性能、動作、コンディションなどの保証は出来ません。(他の大多数の出品者様の中古出品物と同様です。>
又、稀に落札品のボディカバーを取り内部をいじった上、不良品とクレームをつけてくる事案があるそうですが、当方は
筐体の内部は一切手をつけておらず中も見てはいないので(自分の出品物は全て同じく)把握していません。
当方は素人ですので内部構造など詳細はわかりかねますし、自分で筐体を開けたりは一切致しておりませんので(そもそも
取説等にも「お客様への注意、購入後の危険行為として禁止」とされている場合がほとんどと思います)
本体内部未確認、又当該出品物の全ての機能はチェックしていません。従いまして本体内部の状態についても
一切保証出来かねます。
こちらの機種は可動品になりますが、ジャンク扱いですので、ノークレームノーリターンでお願い致します。
これら上記の事を全てご了承頂いた方のみ、ご入札をお願い致します。
※又、輸送事故によるトラブル等に関しましては、当方は関与出来ませんので輸送業者様と直接ご相談をお願い致します。
ご希望により、一定の保証もつけられます。ご相談ください。
当方は輸送事故防止の観点より、出品物には全て<全方位ガード梱包>を基本に梱包させて頂いて
おります。その関係で、梱包体積が一回り大きくなる場合がございますが、何分にも不測の事態回避の一環として
ご理解、ご協力賜ります様、よろしくお願い申し上げます。
※昨今の輸送資材の高騰等により大量に使用する当館のガード梱包もかなりのコストアップを強いられており、
今まで他の面での節約で乗り切ろうと努力して参りましたがそれも限界で、
このままでは当館の基準に叶う送り出しが不可能な状態に追い込まれております。
この様な事情によりまして、誠に心苦しい限りでございますが、
運送会社の請求する配達料と別に、純粋に梱包資材の仕入れ値上げ分の一部を
<本体の形状、大きさ大小により¥500~¥1000の範囲内で>ご負担頂くことになりました。
<コチラの製品は¥500になります>
ご落札者さまへおかれましては、何とぞ、諸事情お汲み取りの上、心よりよろしくお願い申し上げます。※
発送は、ヤマト運輸、佐川急便、ゆうパック等を予定しておりますが、
誠に勝手ながら、当方都合にて、選ばせて頂き、落札者さまには、その都度、仔細をご連絡させていただきます。
但し、受取日時などのご都合に関しましては、落札者さまのリクエストがございましたら事前にご相談ください。
お手渡し、などの取引形態は、こちらのお品に関しましては、基本的に承っておりません、どうぞご了承ください。
※→現在全国的に、交通事情、また各運送会社の輸送状況が変動しています。
通常よりお時間を頂く事も予想されます。詳細は、取引ナビで随時、ご連絡させていただきます。
※今回、出品期限の短期化、当方事情により
入札不調の際、誠に恐縮ではございますが、当館の判断にてやむを得ず出品を取り下げさせて頂き再出品する場合が
ございますので、ご承知おきくださいませ。
※追記でお伝えする事が、まま、ありますので、恐縮ですが最後に追記が入っていないか、その都度ご確認をよろしくお願い
致します。
不明点はご質問ください。
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代表辞任のお知らせ
私蔵館を企画してのち、主催者として今日まで当館を運営して参りま
館主である当方は、この度、当月末をもちまして館長を辞任させて頂きました。
後任には同スタッフの和戸が館長職を引き継ぎ、4月より新体制の発足と共に、
継続して皆様への当館所蔵品をご提供させて頂く運びになっております。
今まで当館をご愛顧賜りました皆様、又、恐悦至極ながら当方へのご支援を
下さいました全ての皆様へ、心より厚く御礼申し上げます。
この際に、従来より懸念事項であった問題点を総ざらいし問題解決を図り、
すべてを刷新した上で、今まで以上に心躍る発見と御満足をご提供出来ます様、
当館スタッフ一丸となり希少な所蔵品ナビゲートを努めさせて頂く所存です。
以前にも増したサービスを、充実した体制でお届け出来るものと信じて
具体的な行動を起こしてまいりますので、
当館へご期待をかけて下さいます全ての皆様におかれましては、
これからも変わらぬご愛顧を、何とぞよろしくお願い申し上げます。
二〇二四年 四月二日
T.Shimizu
PS.