今回のリリースは全て違う演奏です。
ウィーン・フィルとの演奏が中心となっていることが注目で、
この時代は世界に冠たるヴィルトゥオーゾ・オーケストラというより地域性の高い音色の個性で酔わせてくれます。
第2番は戦中にスイス脱出直前という異様な雰囲気の中で奏でられる不思議な安息が心を打ちます(この演奏の音質の改善が目覚しいです)。
そして戦後の1950年ザルツブルクに於ける第4番の強烈な演奏。
1952年の豊饒この上ない第1番。
最晩年の1954年の第3番はベルリン・フィルを使ってスケール極大の深遠さで、
この辺をチェリビダッケは目指していたのではないかと妄想もたくましくなります。
二重協奏曲は、勝手知ったるウィーン・フィルのメンバーをソリストに据えた温かな名演。
ヴァイオリン協奏曲はメニューインの非凡が余すところなく伝わります。
【収録情報】
ブラームス:
・交響曲第1番ハ短調 op.68(1952年1月27日ライヴ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ハンガリー舞曲第1,3,10番(1949年4月セッション)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第2番ニ長調 op.73(1945年1月28日ライヴ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 op.102(1952年1月27日ライヴ)
ヴィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)
エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第3番ヘ長調 op.90(1954年4月27日ライヴ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77(1949年8月ライヴ)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ルツェルン祝祭管弦楽団
・交響曲第4番ホ短調 op.98(1950年8月ザルツブルク、ライヴ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ハイドンの主題による変奏曲 op.56a(1950年6月ライヴ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
『新品未開封品』です。
ノークレーム・ノーリターンでお願い致します。
※フルトヴェングラーの稀少盤を一挙出品中です。
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