1969~1972年のわずか3年間だけ製造されていたのがFG-140の赤ラベルです。
ジャパンヴィンテージの金字塔、赤ラベルの名器FG-180の廉価盤的な位置づけで発売されました。
当時、価格以上の抜群の鳴りが特徴の人気のモデルでした。
スプルーストップ、サイドバックにはラワン、ネックにはナトー、ローズウッドの指板です。
ラワンは合板は合板なんですが、いわゆるよく目にするベニヤ板です。
普通はギターには使わないとても安価な素材です。
それなのにポカポカしたオモチャのような音ではなく深みのあるズドンとした音がなり、さすがヤマハの研究と制作のすごさを感じる一本です。
ちなみにラワンを使用したFGはこのFG-140のみです。
シリアルは931×××の6桁、1969年製で間違いないかと。
ヘッドにはYAMAHAの長体ロゴ(エクステンドロゴ)にオリジナル三角ロッドカバーが付きます。
FG-140の長体ロゴは本当になかなか見つからないのが現状です。
球数はとても少ないかと思います。
弦高もかなり低めにセッティングされておりますので、赤ラベルは弦高が高く弾きにくい!押さえにくい!といった常識も覆ります。
この弾きやすさも赤ラベルでしたら奇跡かと!
フレットも充分に残っており、ネックのコンディションも真っ直ぐで抜群に良好です。
ネックの元起きもなし!ロッドも左右回ります!
よくあるブリッジ浮きもなく、ボディのトップ下の膨らみもなしです!
ペグもオリジナルで回りもタッチも非常のスムーズです!
ピックガードもオリジナルのベッコウ柄!
大きい音質、音量共に非常に良い鳴りに感じます。
フィンガリングでも、ストロークではとてもパワーを感じます。
音のまとまりがとても良いです。
ストロークで暴れないというか、とてもまとまりが感じます。
枯れた音も最高ですね!
特に高音が良いです!
タンスに放置していた個体とは違い、大切に慎重に扱われて来たことがネックの状態やペグのタッチからも見て取れます。
およそ54~55年前のビンテージモデルですが音もコンディションも抜群ですよ!
色が濃くなったトップ板にベッコウ柄のピックガードが付き、ルックスもとても良いです!
ケースが付属しませんので、プチプチ&段ボールで梱包の上、発送致します。
水曜日発送になります。
とにかく長体ロゴのFG140は180、150、110と比較して現存数が少なく、探しても見つからない超希少な個体なので是非どうぞ!!