〇新品同様のもの
ジャン・マルティノンの演奏は、フランス物の粋で繊細な演奏が評判高く、フランス指揮界の重鎮として活躍しました。ラムルー管との録音はあまりCDでは出回らなかったようで、その音源は現在貴重なものといわれています。ここに収録されたフィリップスへの全録音の中でもファリャの演奏は貴重なもので、特にマルティノンはオランダにおけるスペイン系音楽の貴重な紹介者でもありました。ラロのピアニッシモから突然フォルテシモで立ち上がる瞬発力が、聴き手に新鮮な驚きを届けます。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
[CD1]
モーツァルト:(1)交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」, (2)交響曲第32番ト長調K.318, (3)交響曲第33番変ロ長調K.319
プロコフィエフ:(4)交響曲第1番ニ長調Op.25「古典」, (5)「3つのオレンジへの恋」組曲Op.33a
[CD2]
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(2)フォーレ:パヴァーヌOp.50
(3)ルーセル:「蜘蛛の饗宴」組曲, 「バッカスとアリアーヌ」バレエ組曲第1&2番
[CD3]
(1)デュカス:魔法使いの弟子
(2)オネゲル:夏の牧歌
(3)ファリャ:スペインの庭の夜, 恋は魔術師
【演奏】
ジャン・マルティノン(指揮) コンセール・ラムルー管弦楽団
エドゥアルド・デル・プエロ(P:スペインの庭の夜)
コリンナ・ヴォッザ(コントラルト:恋は魔術師)
【録音】
1953年6月28~29日, パリ、アポロ劇場[CD1:(4)(5)]
1954年10月4~5日[CD2:(4)]
1956年[CD1:(1)(2)(3)]
1953年2月, パリ[CD2:(1)(2)(3), CD3:(1)(2)]
1955年11月[CD3:(3)(4)]
※スペインの庭の夜は、初CD化