2トラック、38センチ、オープンリール・テープ
チャイコフスキー
交響曲第5番
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
トリノ・イタリア放送交響楽団
録音:1952年6月6日、モノラル
10号、パンケーキ型。再生確認済みです。
このライヴは宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』(講談社+α文庫)で
「フルトヴェングラーの最悪の演奏」などと書かれていますが、改めて聴いてみて、
それほどひどいものとは思えません。元録音はアセテート盤のようですが、
一部を除き、音質もさほど悪くはありません。いずれにせよ、フルトヴェングラー唯一の
チャイコ5番の録音ですので、貴重な記録です。
また、第4楽章最後のフライングで起きてしまった拍手はカットせずに含まれます。
なお、第4楽章に大幅なカットがありますが、これはテープの事故ではなく、
フルトヴェングラー独自のカットです。
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