実験用28MHz改造CBトランシーバー NASACOM 46GX
CB113は固定機なのですが、モービル機のCB123Aとメイン基板はほぼ同じでした。
CB113はCB123AにAC電源基板とALC回路基板が追加されているだけです。
CB123Aはネット上に回路図などが公開されていますのでクリスタルシンセサイザータイプの改造勉強用に最適です。
46chに改造され回路がわかりにくいので、23ch(24ch)のオリジナルに戻しました。 28MHz改造にあたり水晶は特注せず、今回はNASA72GX-2から取り外した親石38.200MHz~38.450MHzの水晶と交換し、かつ子石
の送信用と受信用を入替えて10KHzステップで28.020MHz~28.310MHz(一部歯抜けあり)としました。
オリジナルの周波数表を作りましたので参考にしてください。
一応、大雑把に調整してありますが、送信コイル調整には周波数カウンターとスペアナが必要です。
スペアナがないと、近接スプリアスを下げるのが困難です。パワー計だけで最大にすると近接スプリアスの方が強く出ることが多いです。
最近「tiny SA」という簡易スペアナが安価で販売されているので、是非利用してください。
その他の改造点は、
① スケルチのVRをキャリア出力調整用に転用し、スーパー変調(フローティングキャリア回路)を自己流で装着してあります。
② マイクのPTTを押さずに送信テスト出来る様に、フロントに送受切替スイッチを増設(注意:電源を入れる前にRXになっていることを確認してください)
③ ALC回路のON/OFFスイッチを増設
④ リアパネルに低周波入力端子を増設
付属品は
① 純正ではないマイク(エンブレムを付けました)
② AC電源コード
③ 回路図など資料一式
現状動作していますが、古い製品ですので今後の動作保証は出来ません。
あくまで、実験用としてご自分でメンテナンス出来る方向けです。