日本料理の最高峰、
吉兆の魅力を余すところ無く収録した限定版の豪華本です。
昭和53年の初版発行ですが
当時で8万円という高額の価格にもかかわらず
1000部があっという間に売り切れ
急遽増刷されました。
料理に限らず吉兆所蔵の書画骨董・庭の風情などを
名匠入江泰吉が撮影しました写真は全部で190点収録されています。
図版の本と解説の本の2冊セットです。
紫色のクロス張り保存箱函入りです。
発売時のリーフレットも一緒にお送りいたします。
大きさは334mmx257mmのB4変形大型本です。
解説の本:35(日本文) 64(英文、仏文)ページ。
なにぶん古い本ですのでハードカバーにかすかなうすよごれはございますが、
全般的な状態はとても良い状態かと存じます。
写真でご判断の上ノークレームノーリターンでお願い申し上げます。
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日本料理の道を探り究める吉兆主人の味の趣向を
菊池寛賞に輝く入江泰吉氏がカメラに収めた珠玉編!
本書『吉兆』は、湯木貞一氏の深い造詣と透徹した料理感から演出する
四季の味の趣向を“静”の写真を代表する入江泰吉氏が撮影してまとめた。
両氏ともに日本の美を追求する芸術家肌の人であり、
徹底した凝り性である。
二人の出会いは本書の完成に七歳の年月を閲することとなったが、
ながく日本料理の頂点を味わい、
料理趣向をモチーフとする
芸術写真のあり方を示すものとなるにちがいない。