愛新覚羅溥傑(溥杰) 肉筆中国美術書法書中国の現代三筆に数えられる書家ラストエンペラー溥儀の弟希少の落札結果
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愛新覚羅溥傑中国美術中国の現代三筆に数えられる書家ラストエンペラー溥儀の弟

約30年前(1997年)仕事で北京に行っていた際に記念品として購入。日本に持ち帰り額を購入して保管していました。壁に掛ける事も無く、紫外線による劣化や防虫剤を定期的に入れていたのでシミや虫食いなどもありません。写真は額のガラスによる反射や写り込みを考慮して見てください。

溥傑さんは1994年に亡くなっています。映画『ラストエンペラー』でも有名な中国最後の皇帝愛新覚羅溥儀の弟です。

愛新覚羅溥傑は、愛新覚羅溥儀の同母弟。清朝における地位は醇親王継嗣、満洲国軍人としての階級は陸軍中校。中華人民共和国では全国人民代表大会常務委員会委員、全国人民代表大会民族委員会副主任。立命館大学名誉法学博士。書家でもあり、流水の如き独特の書体は流麗で人気が高かった。ウィキペディア

［サイズ］額の大きさ 74㎝x57㎝作品の大きさ 62㎝x40㎝(見えている部分)

［和訳］中国人の友達に、詩に書かれている内容を和訳してもらいました。

最初の[得心応筆手]とは、心と手は相応になり、表現が滑らかになり、思考が明晰になることを意味します。

続きは、[良墨随雅風]とは、書道家が揮毫する際に、優雅なリズムに乗って、美しい線に変えることができるという意味です。

その続きは、[文翰結書縁]とは、作者は書道との間に深い縁を表します。

最後に、[洛陽紙生風]とは、文章や書道作品の持つ生き生きとした活力と芸術的な力を表現し、まるで紙から風が出てきて、人を惹きつけることができます。

書道家としての境地、書かれた時の心情を詩に込めている様に感じます。

［落款印］他の作品からも晩年に使用されていた落款と推察できます。大作を出品されている落款印の縁取りと比較して、かすれ具合も酷似していることから真作と自己判断し、今回、出品いたしました。

輸送時にガラスの破損なども心配ですので、作品と登録書のみを送る事もできます。

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