下倉バイオリンのオリジナルブランドである K. Shimoraのヴィオラです。
ビオラ本体は2003年製で、5年前に中古で入手しました。ドイツの工房で作られたもので、初心者用の大量生産品でよくあるプレスして丸みを形成する方式ではなく、板を削り出して製作されたものです。
サイズは395mmと小ぶりです。小柄な女性や初心者、バイオリン奏者の持ち替え用にお勧めです。
表板と裏板に数カ所打痕があります。演奏に支障が出るものではないと考えます。
出品前(12月上旬)に専門の工房でメンテナンスをしてもらいました。駒や魂柱の位置やペグの滑り具合など調整されています。
弦はドミナントが張られています。新品ではありませんが、練習など普段使いならまだ大丈夫そうです。
弓は10年ほど前に15万円程度で購入したものです。
A.CARLESSOの銘が打たれています。ブラジル製と聞いています。
出品直前に反り直しと毛交換を専門工房に依頼しました。毛には松脂が塗られていない状態です。
ケースは新品価格2万円程度の汎用品で、中古です。
一部表面の布がほつれている箇所があります。
実用性では十分に使えるものと考えています。
主観ですが、楽器店で売られている初心者用ヴィオラで同程度の価格のものと比べても遜色はないと思います。
ケースと弓が付いていてメンテナンスされたばかりであることがお勧めできるポイントです。