故成毛滋氏が日本人の手に合うサイズにこだわり、開発に携わったフェンダージャパンのSTMシリーズの75DMです。ミディアムスケールであるにもかかわらず22F仕様であり、弦間ピッチは10.5ミリで、このシリーズのためだけに開発されたENDROXというエンドピンをヘッド側から通し、狂わないチューニングを目指したトレモロが搭載されています。
この個体は、シリアルナンバーがGで始まる1987〜1988年製でフェンダージャパン隆盛期のフジゲン製です。型番のDMにも象徴されるイングヴェイ・J・マルムスティーンに使用されていたことでもお馴染みのDiMarzio製HS-3をフロントとリアにマウントされた上位機種です。
スキャロップ加工はされていませんが、非常にイングヴェイを意識した仕様となっています。また、STMシリーズにしか見られないハイフレットのヒールレス加工や70年代からフェンダーUSAのストラトに採用されていたマイクロティルト機構が備わっています。
本機は15年ほど前にファーストオーナーから譲り受けたもので、当時、新品時のダフネブルーが経年劣化により、色妬けし、黄変が著しかったため、リペアショップで塗装全体を剥がし、クリアを吹かず、ヴィンテージホワイトをラッカー塗装のみで半光沢の非常に薄い塗膜で仕上げています。
今回の出品にあたって、雑誌などでも評価されているプロのリペアマンにメンテナンスをお願いしました。ナット交換(牛骨)、スタッド部の継木による補強、ブリッジ穴埋め・再加工、フレット磨きや指板、アッセンの洗浄などの全体調整を施しています。ネックの反りやフレットの残りも確認していただいております。
ボディーの塗装、リアパネルの欠損、トレモロスプリングの3本化、今回の補修以外はオリジナルの状態を保っている一品です。
画像にあるハードケースはお付けできませんが、古いフェンダーのソフトケースをお付けします。画像にはありませんが、トレモロアーム(ショート)も同封します。
なお、生産から約40年前の木製楽器であることから、新品や高品質な状態にないヴィンテージな商品であることをご理解いただける方のみご入札をお願いします。いずれの場合も3Nでお願いします。
また評価が悪い方はこちらから入札を削除させていただく場合があります。
(2026年 3月 22日 21時 36分 追加)
目立った打痕はありませんが、ピックアップセレクターが5段階のものになっています。