三線の歴史を知る上でも貴重な資料ともなる三線と言えると思います。作風や材から見てもかなり古い三線。芯に薄く六十三年と刻みが見えます。チラは真壁型のようにも見えますが、これは與那城型です。鳩胸は落ち着きのある與那の爪。この手の作品は現在では殆ど見る事は出来なくなってしまいました。天虹の輪頭部分に割れ防止の補強跡が四箇所ほど見られ、同様に鳩胸側面にも見られます※写真五枚目参照。大きな捻りはなく、演奏は可能です。塗りに年代相当の打ち傷などのダメージがあります。黒木材はかなりしっかりした物が用いられており、年代的にも南洋黒木ではないが、八重山か本島黒木かの産地は不明。オレンジ色のウジラミが芯に部分的に確認できます。皮は古く七分張りと楔打ちで張り付けられている。裏面は更に緩く、一部皮に補強跡があるがそれ以上は破れていない。時代を写した三線ということもあり、現状保管が望ましいと考えます。入札の前に、古い三線であることをご理解の上お願いいたします。落札後はノークレームノーリターンです。三線本体のみの販売です。三線立ては付属しません。以上、宜しくお願いいたします。