1990年製、寺田楽器製造、1988年から1998までGIBSONの日本製ラインナップとして作られていた(当時のFender JAPANと同じ様な位置付け)のGIBSON直系のOrville LPC-75 WHITE。
元はAWですが、経年の焼けにより、イエロークリーム色になっていますので、RANDY RHOADSモデル風にModしてあります。
画像のようにバインディングにも焼けがあります。
重量は正確に量るものがないのですが、持った感じ4kgチョイ超えから4.5kg程までかと思いますが、非常にバランスが良く、あまり重いとは思いませんでした。
電装系はポットをAカーブのCTS custom500Ω、コンデンサーはオールドのCornell Dubilierブラウンドロップ、オールドワイヤング、ピックアップはRANDY RHOADSがRandyVに装着していたフロントDUNCAN SH-2 JAZZ、リアはDUNCAN SH-6 Distortionのフロント用をあえて選択し程よいパワー感ながら、キレのあるエッジを出しました。
ジャーマンシルバーのゴールドメッキカバー付き
あとは、RANDY RHOADSのLes Paulの特徴である、ゴールドメッキのブラススイッチプレート、ブラススイッチノブ、ゴールドスピードノブに交換、デフォルトではついていかったノブのポインターワッシャーをVintage Clone Parts のゴールドの物を追加取り付け
また、ペグをゴールドGROVER、トラスロッドカバーをLes Paul CUSTOM印字の物をバイギブから移植。パーツ代だけでもかなりコストがかかっています。
GIBSON直系ゆえのLes Paulタイプでなく、Les Paul Model、ヘッドのダイヤモンドインレイ、GIBSONヘッド。流石の国産ヴィンテージ、作りはしっかりしております。
出品するにあたりトラスロッドを90度くらい締めました、効きは良い方です。
ネックの状態は現状ストレート、若干順反り寄りに緩めても良いかもしれません。トラスロッドは少し固めですが、締める方向にまだ90度はあることは確認できてます(それ以上は怖いので締めてません)緩める方向には余裕あります。
リアがセラミックマグネットのPUなんで、ピックアップ本体を上げると、弦振動がマグネットに引っ張られて、サスティーンが不自然になることを避けて、ピックアップ本体を下げて、ポールピースで音量バランスを取りました。
また、コードの分離感が良くなります。
近づけるよりアタックは減りますが、近づけるとグシャッと潰れた感じになりますので。
後は好みで調整されると良いでしょう。
ピックアップ本体を上げ下げ、ポールピースを上げ下げ、テイルピースを上げ下げしてテンションを変えても音の印象が変わります。ハードロック向けならテイルピース下げてテンション稼ぐ、バラリ感を出したければ、テイルピースを上げてテンションを緩めるといいと思います。