CAOL ILA Distillers Edition
2022 release
カリラ ディスティラリーズ エディション 2022リリース
43%
700ml
ナムバン湖の真水を仕込み水としてふんだんに使えることから、カリラ蒸溜所は1846年にヘクター・ヘンダーソンにより創業されました、以来所有者が次々と変わり、現在はジョニーウォーカーが有名なディアジオ社が所有。
蒸留所はアイラ海峡に面した海岸にあり、対岸にはジュラ島のパップス山がそびえています。1974年に建て替えが行われたものの、カリラ独自の品質を保つため、オリジナルの設計図に忠実に建物と6つのスチルを再現しています。
ナムバン湖の水は現在でも使われ、伝統的なモルトウイスキーの製法は、今も維持されています。
原料には、ポートエレンでモルティングされた大麦を使用し、ナムバン湖のピーティーな水を使ったお湯に浸けこみます。浸水した麦芽は、木製のウォッシュバックで発酵を行い、3基のストレートヘッド型ウォッシュスチル、3基のスピリッツスチルで蒸溜を行います。ピート香の強い独特の特徴ある風味が、樽熟成することにより、ピート香は軽くなりフルーティでシトラスな味わいとなる。
潮の流れが激しいアイラ海峡は、ロブスターやカニなどの良い漁場となっていることも関わってか、カリラと魚介類との相性は抜群です。
カリラ・ディスティラリーズ・エディションは、モスカテル(シェリーの一種)を貯蔵した樽でカスクフィニッシュしたウイスキー。
ディスティラリーズ・エディションとは、元の樽とは異なる樽でカスクフィニッシュするダブル・マチュアード(二段熟成)など、レギュラー品とは異なる製法・技法で造られるシリーズです。
カリラ好きの方はもちろん、甘口のウイスキーが好きな方にもおすすめの1本です。
ピーティーさや薬品のような香りに、豊かなフルーツやスパイシーさも感じられる、香り高く重厚な芳香。辛口で素晴らしくバランスがとれ、様々な味わいが何層にも重なる、複雑かつエレガントな逸品。