仕様:88年製YAMAHA RGX612Jのネックです。
RGXシリーズの2回目のマイナーチェンジ後のモデルで、この2回目以降0フレット対応ロックナット(ナット高調整機能付き)になります。
またこの時期のRGX612J、RGX620Jは日本製と台湾製がございまして、こちらは台湾製になります。
見分け方はペグを見れば一発で判別できます。
GOTOHペグなら日本製、厚手のビス穴なしペグなら台湾製です。
とはいえ現地の工場にOEMで作成させているわけではなく自社工場で製造されており、スカーフジョイント部分のつなぎ目などまったくわからず、フレットのエッジ処理やネックエンドもきちんと面取りがされており、造りは下手な日本製よりも良いので、自分は日本製も台湾製もどちらも入手します。
また全世界的にこの時期(1980年代後半)のYAMAHAは主力機種は台湾で製造されており、日本では1991年のYAMAHA YGシリーズから
市場投入されました。
本来RGX612Jのように末尾Jは日本市場向けの製品でありながら台湾製が存在するということは、恐らくよほど売れたのでしょうね。
スペック
材質はメイプル、ローズ指板です。
ミディアムスケール(628ミリ)、つばだし24フレットです。
ネック裏はマットフィニッシュ。
指板は結構フラットで、フレットはやや大きめです。
握りは薄くワイドです。
ペグはビス穴レスで2本の爪で止めるロトマチックタイプを使用。
ロックナットは0フレット仕様の上止めナット対応です。
サイズ:ネックエンドのサイズは幅57.8mm、厚さは27.0mm(フレットは含みません)です。
コンディション:使用感のほとんどない個体から外したものですので、特に記載すべきダメージはなく程度の良い個体です。
ヘッド:特に記載すべきダメージはなく非常に綺麗です。
指板:特に削れや傷はなく、また油脂汚れもありません。
フレット:ジャンボフレットで美しくすり合わせされておりますので段減りはなく、ローフレットで約7割の残、ミドルで7割から8割の残、ハイフレットで8割から9割の残。
ネック裏:特に傷は見当たらず、感触の良いナチュラルサテンの状態を保っています。
メンテナンス:フレット研磨、指板清掃、指板レモンオイル塗りをしてます。
ネックの状態は現状でストレートで、ロッドも左右に回りまだまだ余裕あります。
送料はゆうパックお手軽版100サイズです。
中期型RGXのミディアムスケールつばだし24フレットネックです。
造りも程度も良い個体ですよ。